カテゴリー「映像」の記事

劇団チョコレートケーキ『治天ノ君』

8月6日(火)

演劇鑑賞会の例会。
話題になった作品の再演。天皇家という難しい題材を新しい観点から描いていて、面白かった!!
簡易な舞台装置と会場を使った演出も楽しめた。

大正天皇の「天皇とは?」に対する大隈重信の答え「神棚、民に拝ませるためのもの。為政者までが拝んだら、政治ができない」、なるほど。為政者に利用される人生を運命づけられている。

◎後世に伝わった大正天皇像はマイナスなものだが、歴史を辿れば…
「明治天皇のように神秘性を持っていることを理想の天皇像としたときに、大正天皇はそこから外れるような人間性だったという記録が残っています。例えば、皇太子時代、巡啓として全国各地を旅したときに気軽に国民に話しかけてしまったり」
妻や子どもを愛する良き父親で、とても魅力的な人だったらしい。

◎彼を苦しめたのは、厳格な父親「治天ノ君」。それを踏襲した孫とその側近により、マイナスイメージは作られたとする内容。語りは、大正天皇の妻である貞明皇后。
詳細は、こちら

10月には、東京芸術劇場で上演

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ホームシアター

暑さに弱い私。
8月は良質のTV番組放映が多いので、毎年、最低限度の用事以外は外出を控えて引き籠り、自宅映画鑑賞会です。

観損なっていた「この世界の片隅に」、良かったです(泣)
水彩画がきれいでした。

三部作の完結編「ちはやふる」、熱かった💦

夜、スカパーで「万引き家族」をやっていました。
この5月の映画上映会で第1希望にあがった作品でしたが、「当分、自主上映会はダメ」ということで断念しました。
スカパーで放映したなら、そろそろいけるかも?

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映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』

保護司会の地域活動部主催の映画会に、夫を誘って参加。

昨年11月公開で話題になった映画ですが、その時は児童虐待の話を観に行く精神的な余裕が無かったので、いい機会でした。
実体験を書いた原作(歌川たいじ)があって、予想通り辛い場面が続く。
これだけ拒絶されたら、距離を置いて生きるしかないと思うところを…友人からの「気付いた方が理解すればいい」とアドバイス。
そうして、伯母に聴きに行くと、母もかつて虐待されていた成育環境が分かる。虐待の連鎖なのです。

太賀・吉田 羊・木野 花、素晴らしいです。友人役の森崎ウィン、白石隼也・秋月三佳も、存在感ありました(^^♪ 

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映画『新聞記者』

7月4日(木)

映画『新聞記者』を観てきました。
望月衣塑子著『新聞記者』を原案として、首相の意のままに動く内調(内閣情報調査室:内閣官房の内部組織の一つ、情報機関)の実情を描く。実際の人物や事件の数々が思い当たって、現実的。

父親を「でっち上げ」で自死に追いやられた、主役の新聞記者の気骨ある仕事ぶりが、清々しい。
もう一人、外務省から出向した公務員の苦悩に、胸が痛む。日々、首相に都合の悪い人々のスキャンダル捏造・ネット操作を命じられて「これが国や国民のためになるのか?」と悩み、上司は「政権が安定することが、国と国民のためだ」と言い切る。
そのために、官僚に罪を被せて自死に追いやったり、公安が民間人のマークをして連携したり。こんなことに税金と公務員を使っているのよね。

不正を暴くことに協力した外交官は、上司に脅され、寝返る結末。悲しいね。

※主役の女優さん、「この日本語で、仕事ができるのか?」の違和感あり。日本人の女優に拒否されたとか?そうなると、松坂さんエライ!
 関係記事

※映画のレビュー欄には「半日左翼映画」等の罵詈雑言。さもありなんのネット操作。

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映画『RBG』

5月23日(木)

アメリカの85歳の最高裁判所判事のドキュメンタリー。
どうして85歳で、まだ仕事を続けているのか?
「後進の有能な女性に道を譲ればいいのに」なんて思っていたけれど…事情があったのでした。
史上2人目の女性判事。最高裁判事は、大統領が任命する。彼女はクリントンの時代に任命されて、当時は保守とリベラルのバランスがとれていた(一人目の女性判事は、保守派)。
その後、ブッシュ元大統領が保守派男性2人を任命し、保守派が多数の状態。判決も保守的傾向が強く、彼女が出す「反対意見」に、リベラル派や女性が大喝采。

今、彼女が辞めると、トランプ大統領が保守的な白人男性を任命するのが目に見えているので、皆、彼女に辞めてほしくない。彼女自身も仕事や社会貢献が好きで、ボケてもいないし、癌の手術後も…ジムで身体を鍛えて仕事をし続けることになるの。

出たよ、「妻として、母として、そして働く女性として」
何で女性に、このキャッチフレーズを付けるのかね。
たまたま結婚していて、子どもがいただけ。
料理上手な夫の内助の功もたっぷり描かれているが、彼女は学生時代に癌の闘病をした夫を支えているから、お互いさま。

女性判事が少ないのは、日本も同じ。最初は「(9人中)4人が女性だといい。しかも、異なるタイプの」と言っていたのが、「ずっと男性ばかりだったのだから、9人女性でもいい」と話していたのが、面白かった(笑)

※アメリカは終身任期ですが、日本は70歳定年制。
※出かけるのが面倒になることが多いので、事前にネットで座席指定券を購入。行ったら、満席だった。良かった~(* *; 

Rbg

映画『ホワイト・クロウ』

5月10日(金)

映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』 (2018)
THE WHITE CROW
監督レイフ・ファインズ

Photo_37 「子ども食堂」事業の助成金申請書を提出して、肩の荷が下りたので、以前から気になっていたバレエ映画を観に、日比谷へ。地上に出たら、ゴジラ✨ この裏が、映画館。

【内容】伝説的ダンサー、ルドルフ・ヌレエフの半生を映画化した伝記ドラマ。俳優レイフ・ファインズが監督、ヌレエフの若かりしころから亡命に至るまでを描く。前の方の毛を剃って、禿げ頭にして、妻に不倫されるヌレエフの師匠役も演じている。

貧しい生まれで、練習に明け暮れたバレエ学校時代(レニングラード・バレエスクール。現ワガノワ・バレエアカデミー)。自分の力だけを頼りに「世界で自由に踊りたい」と英語を繰り、エルミタージュ美術館に毎日通って教養を身に着け、パリではルーブルに通う姿が、印象的。※タイトルは、白いカラス=はぐれ者。バレエ学校時代のあだ名(孤立していたことを指す)。

Photo_36 ◎1人だけモスクワに連れていかれそうになって、空港で亡命した場面では、バレエ生命がかかっていただけに、ハラハラした。タイトルは、白いカラス=はぐれ者、バレエ学校時代のあだ名から(孤立していた状態を表している)。

◎誕生からバレエを始めた子ども時代、国立バレエ時代、キーロフバレエ団(現マリインスキーバレエ団)~パリ公演を行きつ戻りつする構成なので、ヌレエフについて知識の無い人は、ウトウトしたら…アウトかも(隣から寝息が聞こえたので(^^;

Whitecrow_sub2 ◎ヌレエフ役は、オーディションで選ばれた実力者、タタールバレエ団のオレグ・イヴェンコ。風貌が似ている上に技術も演技もバッチリ!見応えがありました(^_-)-☆
◎セルゲイ・ポルーニンが、伝説のユーリー・ソロビヨフを演じている。片や亡命して世界的な成功を掴み、片や亡命できず失意のうちに自死。
◎パリ公演でヌレエフの友だちになり、ピエール・ラコット(振付家)と一緒に亡命を手助けした富豪の娘 クララ役にアデル・エグザルコプロス。若いのに超然としていて、カッコ良かった(^^♪(写真右端)。
※真ん中は、ピエール・ラコット&ギレーヌ・テスマー夫妻。
※ヌレエフの亡命事件については、こちら

『カプリ島のレボリューション』

5月2日(木) 

「イタリア映画祭」3作目は、
『カプリ島のレボリューション(Capri-Revolution)』
[2018/122分]
監督:マリオ・マルトーネ Mario Martone
出演:マリアンナ・フォンターナ、レーノート・ショルテン・ヴァン・アシャット

第1次世界大戦開戦前の1914年のカプリ島を舞台に、従属的な生き方に疑問をもつ女性を描く作品。

家族と暮らす20歳のルチアは日々、ヤギを飼うだけの暮らし。女性蔑視の伝統があり、高齢の金持ちとの結婚を迫る兄に反発し、家を出る。
島の反対側には、国家や宗教から離れて集団で暮らすベジタリアンの「共同体」(芸術的な教養をもつ人々)があり、そこに入った彼女は農業を指導しつつ、文字を覚えていく。そして、「自分の考えで自由に生きたい」と言葉にすることができるようになる。

彼女を罵った兄達は戦争に赴き、母親とは和解するが、家に戻らず、島を出る船に乗るところで、終わる。

※この間はサルデーニャ島、今回はカプリ島。島が舞台というのが多い。カプリ島は「青の洞窟」を見に行ったことがある。島への移住者達が、「自然だから」と裸で動き回るの(主人公もそうなる)、ビックリしちゃった(* *;

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「イタリア映画祭」2作品目

4月29日(祝)

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 今日は長男が何年かぶりで友人たちとサッカーをするというので、孫たちを預かりました。
 気分転換してね!
 昼食を済ませて、有楽町へ💨

 ◆「彼女は笑う」(2018/95分)原題:Ride
監督:ヴァレリオ・マスタンドレア、出演:キアラ・マルテジャーニ、レナート・カルペンティエーリ
Img_20190503_090609 【内容】俳優V・マスタンドレアの長編初監督作。職場で35歳で事故死した夫。
 突然の死から生まれる、家族の3世代の物語。
 主演は、監督の妻。オーディションを延々やった挙句に…妻になったそうです。
 舞台に表れたのは、映画とは打って変わって…フェミニンな女優さんでした(* *;

夫が亡くなったのに、妻はずっと家に居る。「何で涙が出ないのか」なんて悩みながら。死亡届とか葬式の用意とか、忙しいからなく暇なんてないのだと思うのだが…。
元恋人だった女とか、夫の兄、近所の老女が訪ねてきて、一日が過ぎていく。夜、義兄と義父の間にも「殺すぞ」のドラマがあり…息子も友人と好きな女の子についてアレコレありでした。

◎帰宅して近所の公園を通りかかったら、孫達と子守の夫がいて、1歳の方が、泣きながら駆け寄ってきました。
何か、辛いことでもあったの?
一足先に連れて帰り、お菓子や果物を食べたら、すぐに笑顔になりました(*^^*) 

「イタリア映画祭2019」

4月28日(日)

恒例の「イタリア映画祭」(~有楽町朝日ホールにて~)初日。
Photo_23 帰宅したら…次男から誕生日のプレゼントとして1ダースの薔薇が届いていました!

 息子達を連れて遊びに来ていた長男が、私の留守中に夫と子ども達の昼食を作ったそうです💦
 遅い昼食を食べているうちに彼と1歳孫・夫が昼寝し、5歳孫の要望により…公園で孫のサッカーのお相手をさせられました(* *;

 さて、映画祭。
 『私の娘よ』(原題:Figlia mia)2018/96分
 監督:ラウラ・ビスプリ Laura Bispuri
 出演:ヴァレリア・ゴリーノ、アルバ・ロルヴァケル

初回は、上映前に、来日した監督の舞台挨拶がある。普段着で登場(左は、通訳)、気取らりのない、感じのいい女性でした(^^♪
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Photo_24 【内容】育ての母と生みの母、で揺れ動く少女の三角関係を通して、母性や母子の絆、母親という存在について問いかけるドラマ。サルデーニャ島の小さな村で暮らす10歳の少女ヴィットリアは、自分と似た女性と会う。母親とはまるで違う彼女が実母ではないかと近づいていく。
堅実に暮らす育ての母とは違い、実母は酒浸りで金欠、男全てにすり寄って酒代をせびる売春婦。それでも、主人公は陽気で率直な彼女に惹きつけられていく。

※観ている私は、人気のない荒野を実母の家に通う場面や、彼女の生活に密着して性被害に遭うのでは?とハラハラした。
監督の質疑応答では、「最後、二人の母のどちらかを選ぶのではなく、二人の存在を認めるということで脱皮していく」と。10歳にして、何と大人な…。
◎質疑応答で、「こうすると、更に良い作品になる」とか偉そうに言う奴がいて、呆れた。評価は必要なし、君の批評は聞きたくない。

映画『あの日のオルガン』

4月15日(月)

Photo_13 活動仲間から薦められていた映画をやっと観に行けました!
主役の「主任」(戸田恵梨香) が区内にある保育園創始者であるという地縁もあり、夫も誘って吉祥寺へ。

品川の戸越保育所は、保育士さん達が幼児を連れて埼玉に疎開し、終戦まで24時間体制で共に生活して食べさせ、お母さん代わり。
終戦後も、親が東京大空襲で亡くなった子も含め、全員が親や親戚に引き取られるのを見届けるまで、たくさんのドラマがあって💧

1945年夏には疎開先の村でも空襲警報が鳴り、疎開を発案した気丈な主任が、「もう、15年も戦争している」「どこに逃げても、戦争が追ってくる」「逃げても無駄!」というシーン、リアルでした。彼女も、東京大空襲で家族を亡くしているのです。

 2 ◎監督は平松恵美子。気立てのいい保育士役の佐久間由衣、天真爛漫な人気保育士役の大原櫻子、良かったです!
橋爪功や松金よね子、夏川結衣など、出演者が豪華でした✨

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