カテゴリー「映像」の記事

映画『トトとふたりの姉』

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監督・脚本:アレクサンダー・ナナウ、ルーマニア、2014年

ルーマニアのスラム街に生きる子ども達を描くドキュメンタリー。ヤク中の男たちの姿が悲惨だ bearing

【内容】ルーマニアの首都ブカレストのスラム街に住む17歳の長女アナ、14歳の次女アンドレア、10歳のトト。父は生死不明、母は麻薬売買で服役中。母の兄弟が彼らの世話をする筈が…薬物中毒で、毎夜、彼らの住むアパートに仲間を引き連れてやってきて、
薬物を腕や首に注射している。ーいい加減にしろよ angry

そのうちアナも麻薬に手を染め、逮捕される。残されたトトとアンドレアはヤク中の男たちから逃れるために、孤児院に身を寄せる。
出所したアナは調理人になるための無料の職業コースに入れてもらおうとするが、「親の許可が必要」と言われて、諦める。そして、薬物の道に逆戻りし、HIV陽性になってしまう(もう…やり切れない weep

一方、アンドレアとトトは児童クラブで勉強し、課外授業でヒップホップダンスに触れ、トトは国際ヒップホップ大会に出場。初めて人に「認められる」体験をする shine
またアンドレアはビデオカメラに関心をもち、監督にカメラを借りて自分や弟を撮るようになる。
6年も留守にしていた母が出所して彼らを「引き取る」と言うと、アンドレアは「それは難しい」と。母と一緒に以前の生活に戻りたくないという意思を感じて…初めてホッとする flair

映画『いしぶみ』上映会

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7月9日(日)、北とぴあ ドームホール(JR王子駅前)にて、映画『いしぶみ』の上映会を開催します。
是枝監督作品・綾瀬はるかさんの語りで、少年たちの言葉が心に届きます。

※東京メトロ南北線・都電・都バスなどで交通の便のよい場所です。お時間のある方、是非いらしてください。

◆主催:「北区男女共同参画推進ネットワーク」
◇午前の部:無料保育付き
◇午後の部の後に、プロデューサーのトークも付けます。
「若い人に観てほしい」と言うプロデューサーに共感し、
◆小中高校生は、無料です!
★詳細は、こちら

イタリア映画祭

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今年も、「イタリア映画祭」へ。

『どうってことないさ』
[2016年/105分] 原題:Che vuoi che sia
監督・主演:エドアルド・レオ Edoardo Leo


ネット世界や社会問題を扱ったコメディー。
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【内容】フリーランスのクラウディオは、新ビジネスのためにクラウドファンディングで資金を調達しようとするが集まらない。ある夜、酔っ払ったクラウディオは、資金が集まったら二人のセックス動画をネット上で公開すると約束してしまう。

お金が集まり始め、「削除」しようと運営者にメールするが、一向に反応がなく、シェアによって更に広まるにつれ、顔が知られていき…

◎HPや会場でのお知らせが無かったけれど…最初に監督・主演の挨拶、上映後に質疑応答があって、面白かった。

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2日目。
『La vita possibile(原題)』[2016年/100分]
監督:イヴァーノ・デ・マッテオ Ivano De Matteo

DVをテーマにした作品。
【内容】夫のDVから逃れ、アンナは13歳の息子ヴァレリオと共に親友カルラが暮らすトリノへと移り住む。新たな生活を築くのに必死な親子を、独身のカルラは快く自宅へと迎え入れ、温かく見守る。 冒頭、友人とサッカーの話題に盛り上がる息子。「明日、あまたグランドで!」と別れて帰宅すると、接近禁止命令が出ていた父親が家に押しかけ、母を殴って暴言を吐いていた。「逃げても、必ず見つけ出す」と。 息子を連れて、トリノに逃亡する母。母も大変だが、息子も孤独。

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◎終了後の監督トークでは…妻が脚本を。テーマにしたDVは、女友達(お子さんの同級生の母親)から「11年間、夫からDVを受けていた」という話を聞いたことがきっかけ。
◎息子と近所の食堂店主との交流に、ほっとする。
監督は、「叔母」のような陽気な母の友達など、近くの大人が見守ることの必要性を描きたかったと。そして、サッカーに誘いに来る友達との場面で明るく終わる。

今日のチケットは、完売だそう。
と言っても…今年、チケットの販売方法が変わって、セブンイレブンでしかチケットは買えない。会場で当日券の販売もないの。

映画「みんなの学校」

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23日(日)、自主上映した映画「上映の『みんなの学校』は満員御礼となり、数日前からチケット販売をストップ。
いつものように…スタッフが当日(心置きなく)働けるように、事前に試写会もした。

◎校長先生がもう、素晴らしい!! 「クラス担任」の垣根を越えて、先生皆で問題を抱えた子に寄り添う。

そういう子の周囲に居る子も、付き合い方を学び、自分以外の子が「自分と同じように考え、行動する訳ではない」ことを体験していく(コミュニケーション能力や対応力が大きく育つ)。

そういう中で、他の学校では登校できなかった子やその親が、学校を信頼していく家庭が描かれていく。

※先生の指令に従えない子は、クラスのお荷物。そんな雰囲気は、子どもにとってよくないことが理解できる。

※校長先生の異動・退任で、状況が変わっていくのが心配 despair

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「みんなの学校」の本も読んでみた。
活動仲間から借りたもの。

「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~
小学館(2015/9/16) 木村 泰子 著、企画・構成:島沢 優子

*担任一人が自分のクラスの王様になりがちだが、大空小学校は、校長教頭、管理作業員、給食調理員、事務職員など全教職員で子どもを育てる体制。不登校もモンスターペアレントは、0。

*映画の「その後」も語られる。

*卒業生が中学に進学して、不登校になった。小学校からの引継ぎを受け、担任が母親に「僕に任せてください」と言ったのに…体罰を受けて気絶するような状況の中、黙って見ていた。子どもを育てられる家庭環境ではなかったため、児童自立支援施設へ。そこで、彼は「大村先生に会いたい」といい、話をする。
「担任の先生、信用しててん」--なのに、何もしてくれなかった。失望が大きくて学校に行けなくなったのだった。

*大空小学校では、朝礼や体育の時など、号令をかけずに子ども達が整列する。6年生が前に立ってリーダーとなり、姿勢や間隔などを自分で考えて、気づいていない子に教える。

*著者の原点についても、語られている。中学の体育教師になる筈だったが、友達に強引に誘われて小学校家庭の特別集中講義に出て、小学校の教員免許もとったこと。だから、小中どちらでも教育実習したこと。教員の需要の関係で、短大出たての20歳の時に小学校の教員として採用されてしまったこと。

*教育観の原点は、教育実習の時に付いた「教育の神様」との出会い。そこでのエピソードも語られる。その姿勢で教師を続けるも…他の教員や保護者から悪評で苦労されたこと(管理職にならないと、やりたいことはできない)、しかし、子ども達からは人気だったこと。

映画「標的の島 風かたか」

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22・23日(土日)のイベントの準備で時間が無いけど…
何とか観てきました。

「風かたか(かじかたか)」とは、「風よけ、防波堤」のこと。基地のある町で性暴力被害で亡くなった若い女性。そこで、大人たちは「私らは、また(子ども達の風かたかになれなかった」と、嘆く。

沖縄県民の8割は、辺野古の新基地建設に反対している。
しかし、さらに、宮古島、石垣島にミサイル基地建設と自衛隊配備が進行している。
それは、日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環(その資料は公開されている)であり、日本を守るためでない(沖縄県民を守ることは度外視されている)。

基地があれば、「標的」になる。軍隊は市民の命を守らないことは、沖縄戦で歴史が証明している。
必死に抵抗を続ける人々に胸が痛くなり、それを数で蹴散らす政府の強引なやり方に憤りを感じた。

映画『彼らが本気で編むときは、』

3月3日(金)

風邪をひいたらしく、咳とくしゃみ、鼻水が止まらない sweat02 熱はないので、孫の症状とは違う。が、雨が上がったので、予定通り、自転車で税務署へ。
その足で男女共同参画センターに本を返して(今日までだったの)、近所の病院へ。
服薬して しばし寝て、症状が収まったことを確認して、映画を観に。

久しぶりだよ~、ゴールデンウイークの「イタリア映画祭」以来かな。

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LGBTがテーマで、荻上監督作品に惹かれて観たが…
家族の団欒の大切さも実感できる内容だった
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【内容】シングルマザーの母親が、娘を置いて出て行く。仕方なく、叔父の家に居候する小5女児。行ってみると、女装した男性がいて驚くが…彼女が心をこめて作った料理を皆で美味しく食べたり、彼女の母親の家で、彼女の夫が作るあったかい夕飯を皆で囲んだり、抱きしめられて ちゃんと話を聴いてもらう。

母親に手料理を作ってもらったり甘えたことのない女児が、「家庭」を経験していくの。
と言って、母親を責める内容ではない。彼女と母親の関係に問題があったのだと。

主人公の女児がせっかく居心地のいい「家庭」を経験しているのを周囲の偏見が邪魔をする。学校でいじめにあったり、児童相談所に通報されたり。そんな理不尽さに対する怒りを編み物に込める。
戸籍の性別を変えるのに、チ〇コの煩悩の数だけ編んで焼くとか、ニセ乳を編むとか、チ〇コのリサイクルとか…切ない話の中で笑いがあって、素晴らしい
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◎観たのは、東武練馬の映画館。うちから乗り換えなしで行ける上に、シニア料金は55歳以上と低め。また行くかも wink

TVドラマ『大草原の小さな家』

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昔、NHKでやっていた『大草原の小さな家』。スカパーで時々観ているが、第4シーズンまでやったところで、また第1シーズンに戻っている。
子ども達と観ていた筈だが、第1シーズンにも記憶にないエピソードがあって、今でも新鮮。毎回、感動してしまう confident

夫婦が深い愛情と信頼関係にあり、貧しいながらも…家族を思う気持ちに胸打たれるのだ。しかも、過剰でなく、適度に、だ。好奇心旺盛でやんちゃな次女がよくやる失敗を正面から受け止めて、寛大だ。
二人の愛情は・・・家族だけでなく、隣人や友人、子どもの友達へも向けられる。それが、子ども達の友情にも影響を及ぼしている
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父親の勇気にも感動する。人種や女性に対する差別や偏見が一切ない。先住民を攻撃しようとする町の人達に身体を張って対抗したり、多数の反対に自分の信念を曲げることがないのだ。
一方、料理上手の母親は決して控え目ではなく、「貧しいから」と見下すハリエットの嫌がらせには屈せず、負けず嫌い。夫婦のユーモラスな会話も楽しい。

底流に流れるのは、深い信仰。「神様は、すべてご存知だ」と。信仰をもたない者がこういう振る舞いを真似るのは、とっても難しいと感じてしまうが・・・理想は高く、だ。 第9シーズンまであるそうで、これからも、楽しみだ shine

映画『GIrl Rising』

11月25日(金) sun

movie 昨日は、日曜のイベントの準備をした後、仲間2人と日比谷へ。
日比谷図書文化館(三角錐のビル)で千代田区男女共同参画センターMIW主催の講座に参加して、映画の下見。

最初の30分は、大学生男女数人がゼミの授業で「DVと子ども」について研究発表。 パワポを使って、練習通りにちゃんとできたみたい。
あまり心に響いてこないのは…「他人ごと」「あるそうよ、知らなかったけど」みたいに扱っているからか?自分の家族、親類、隣人、友人、知人にDV被害は無いの?デートDVで悩んでいる同級生はいない?確率からいって…どっかで出会っていると思うんだけど。
また、加害者については一切触れていなかったが…被害者がなくならないのは、加害者が続々誕生しているから。加害者を生まないためには、人権教育が必須。
そして、加害者が更生しないから、でもある。加害者対策も必要。

会場は200人ほど収容のホール。そこに30人もいないのは もったいないなぁ。

Girl

続いて、101分の映画上映。
NGO プラン・インターナショナル「Because I am a Girl」キャンペーンの一環として作成したもの。
観終わった後、3人で、「何か・・・ピンとこないね」coldsweats01

「発展途上国の女の子に教育を!」がテーマ。
学校に通わせて!低年齢で無理やり結婚・出産させないで! 女の子が教育を受けると、赤ちゃんの死亡率も下がるし、 国が発展するよ。
そんな内容をポップに描いていた。

翻って、「先進国」の日本では、女の子は皆、教育を受ける機会があるし、 低年齢で無理やり結婚・出産させられることもない。 じゃ、みんな幸せ? ーー貧困や虐待、ネグレクト、いじめに苦しみ、 大人になって結婚・就職したらDVやパワハラに長時間労働で うつ病になったり、自殺したり。 希望のない社会だ。

続いてNGO主催団体職員が団体の活動について説明し、彼女たちが教育を受けるために、「月々3千円の寄付を」と訴えた。なるほど。

映画『不思議なクニの憲法』

11月8日(火) cloud

Kuni
四谷区民ホールにて
サポーターになっているので、試写会のご招待があった。
松井久子監督が、ベーリーショートになっていた shine

参院選向けの内容に現在の論点を加えたリニューアル版は、素晴らしい内容ながら、予定を超えた2時間30分!
これでは、自主上映会は難しいのでは?
自民党の改悪案を含む改憲派・護憲派の学者さんの部分が長いので、ここを割愛して2時間にするとか・・・。

更に、孫崎さんのトークが30分。メモしておく。

*基本的人権と戦争は相容れない。9条改憲で戦争できる国になると、人権は守れない。

*現政権が改憲したがる理由…自衛だけでなく、海外派兵できるようにする。自衛隊がアメリカ軍の戦略の一部となること。

*国民を「中国と北朝鮮が攻めてくる」と脅かしているが、戦争によって得る利益よりも損失が大きいのは明らか。攻撃なんかしてこない。

*アメリカは、軍産複合体(戦争から経済的利益を得る政治的・経済的集団、特に戦争に迎合する産業にかかわっている集団)。日本がここに飲込まれてはいけない。

PKOの真実

8月20日(土) typhoon

旅行中の衣類がたまっていたが、悪天候なので洗濯を延期するつもりだった。が、「雨は断続的だから、洗濯するべきだ」という夫の意見で、洗濯。
結果は…暴風雨と晴れの繰り返し。除湿と扇風機使用・2階と3階を行き来しての「天日干し」を繰り返す羽目になった
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帰省・旅行で1週間留守にしたので、たまっている録画を見始めた。
まずは、「PKOの真実」。
「停戦合意」を前提に丸腰でカンボジアに派遣された警察官が配置された地域の一つは、ポルポト派が武装占拠している地域と接した場所だったと。
ポルポト派は、実は…停戦に合意しておらず、戦闘用の武器で容赦なく襲ってくる。本部と通信する手段もない中、一方的に弾丸を撃ち込まれ、1人の隊員が亡くなった。
生き残った隊員は、「日本だけが逃げ出す訳にはいかない」と、最後まで任務を遂行し、帰国。隊長は、それから亡き部下、高田さんの墓参を欠かしたことがない。

政府は、「停戦合意地帯での平和貢献」という建前を変えることはなく、遺族はその地に「高田」という名前を冠した学校を建てる。そこには高田さんの写真があり、子ども達は「カンボジアの平和を守るために亡くなった」と教えられている。元隊長は、「日本では、彼の名前はもう忘れられている」と、嘆く。

アンコールワットの遺跡のすぐ近くで、こんなことがあったのだ。 現地での取材、同じ地域で任務に就いた他の国の元隊員に話を聴くなど丁寧な取材で、四半世紀近い前の事件を思い出し、歴史の真実を知ることができた。

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