カテゴリー「映像」の記事

映画『羊と鋼の森』

Photo_2 久しぶりに、映画。 森とピアノ演奏シーンがいっぱいで、気持ちのいい作品だった。

監督:橋本 光二郎、原作:宮下 奈都

旭川が舞台で、調律師の若者(山崎賢人)が主人公。 祖父が林業を始めて、森で育ったという設定。 音が鳴ると、森が出てくる。ピアノ演奏もたっぷり。

『ピアノの森』と被るなぁcoldsweats01
中でも、森永悠希が演じる「両親を事故で亡くしてピアノが弾けなくなった子」のエピソードが心に残る。

三浦友和と鈴木亮平(発達障害者?)が、やたらとカッコいい。皆、心優しい職人で、仕事に情熱をかける。セクハラなんかしそうにない、ステキな男たちの映画になっている。こんなステキな職場、あるのか?

上白石姉妹は、本当にピアニストかと思った(女優・歌手なんですね)。仲良くて、でもライバルで。主人公が優秀な弟との関係に悩むのと対になっているのね。

鑑賞後、月に一度の「足のリフレクソロジー」へ。
今日もいっぱい発汗して、汗だく sweat01
私の次のSさんは、「いいですねぇ、健康的で。私、汗を殆どかかないので」と。
「夏にスーツ着ても汗だくにならない」人ねsign01大汗かいてる私からすれば、うらやましい shine
見た目もほっそりしているし
wink

NHK「地球タクシー」

私が大好きな番組、NHK BSの「地球タクシー」。

この番組は、タクシー運転手の車に乗って昼も夜も街を巡る趣向。特筆すべきは、タクシーを何台も乗り換えて「歴史ある観光名所」「今の特色ある地区」「自分の馴染みの店」などを案内しながら、各人が語る「今の社会状況」「我が人生」が、すこぶる面白い。
観光・社会・人生が一度に楽しめる。他の旅番組とは大違いだ flair

昨日は、ウィーン。人口190万人の7割以上が外国籍と移民が占める sign01
*ドイツ出身の運転手は、「週休2日」「休みの日は、家で過ごしたり劇場に行ったり」と、文化的な生活 shine
*ユーゴスラビアの紛争から「逃げてきた」運転手は、「戦いたくなくて(ここに来た)」「出国できたのは、運がよかったから」「ここで親切にしてもらった」「うつ病になり、離婚した」
フムフム…。カーシェアリング・ウーバーに圧迫されている話題も。
*イラン革命を逃れてきた運転手が案内する移民の住む街、そして移民排斥者からの嫌がらせ体験談
*ウィーンっ子が案内する「我が庭」(生まれ育った、下町)

かつて旅した記憶も蘇って、楽しかったshine

難点は、毎週同じ放送枠でないこと。今、ミニ版を集中放映しているので、どうぞご覧あれ sign01

映画「リリーのすべて」

5月1日(火)

Photo 地域の男女共同参画センターで借りて、観ました。

監督:トム・フーパー
出演:エディ・レッドメイン(アイナー・ベルナー/リリー・エルベ)、アリシア・ビカンダー(ゲルダ)、2015年イギリス、120分、R15+

実話だったんですね…。
自分の女性性を医者に「精神病」だと診断されて苦しむ主人公。
「自分は、女性だった。体も女性になりたい」という夫に苦しむ妻。だって、愛する夫が女性になっちゃうんだもの。
観ていて、辛かった weep

そして、世界最初となる?外科手術を受ける。
「危険だから」と(元)妻は止めるが、自己同一性を得たいと必死な主人公。理解できる、この気持ち。
術後、すぐ感染症?で亡くなるけれど、自分が女性になれたと安堵してのこと、胸が痛くなった。

「イタリア映画祭2018」

4月28・29日(土日)

今年も「イタリア映画祭」へ。1回目の上映前後に監督・主演俳優のトークがある(その情報はチケットを買う段階で広報せずdespair )ので、初日と2日目。

Photo 『シチリアン・ゴースト・ストーリー』(Sicilian Ghost Story)
◆監督:アントニオ・ピアッツァ/ファビオ・グラッサドニア、2017年 126分

【内容】1990年代、シチリア島ではマフィアによる暴力的な犯罪が多かった。その中で起きた13歳の少年の誘拐・監禁・殺人・死体遺棄事件を扱った作品。
「彼の父親が警察に仲間のことをしゃべった」というのが誘拐の理由。彼の家族は失踪について警察に届けなかったため、警察は動かなかったし、大人は皆無関心だった。

上映後行われた「監督の質疑応答」によると…2年以上も監禁された後に銃殺・酸で溶かされて湖に遺棄された事件を知った同級生たちは、マフィアに抗するパレードをした。
「この事件が忘れ去られていかないよう、作品にした」と。

主人公は、彼のガールフレンド。無関心な親に反抗し、彼を探し続ける一途な姿に胸が痛む。 が…撮影のリズムがかったるくて、イライラ。「延々長い」という印象 coldsweats01

Emma 翌日に観たのは、
『Emma』
監督:シルヴィオ・ソルディーニ、2017年、115分

主役は…女癖の悪い広告代理店勤務の男。 この40男は、恋人・(夫のいる)愛人がいるのに、同居にも結婚にも踏み切れず、ブラインドレストランに行ったのをきっかけに 視覚障害Emmaに惹かれていく。
仕事が忙しいのに3人の女性と付き合っているのだから、他のことをやる暇ナシ。服も、ジーンズばかり。

何なんだ!と呆れていると、両親からの愛に飢えていたという背景が分かってくる。
愛を十分に受けていないと「愛」を信じられない。人を信頼できない。だから、セックスだけの関係になる。
すったもんだの結果、Emmaとの間に信頼関係ができていくという前向きな終わり方。
※期待に反し、監督トークは無しでした。

cherryこの映画祭のチケット、今年、販売方法が変わったの。
発売日、中央通路際の良席を確保して「やったー!」と思っていたら、無効になっていた。メールをよーく読んだら、クレジット決済じゃなくて「翌日までにセブンイレブンでお金を払って引き取る」方式だったの。注意書きでもしてくれていれば…crying
で、取り直し。全然いい席じゃなかったけど、観られないよりマシということで。

映画「シェイプ・オブ・ウォーター」2017年

3月2日(金)

Photo 少しエネルギーがあったので、近場で映画を観てきました。新聞・雑誌・Facebookの広告などで気になっていた作品。

うん、ステキだったわ~ lovely

監督・製作・脚本:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス/イライザ、マイケル・シャノン/ストリックランド、リチャード・ジェンキンス/ジャイルズ、ダグ・ジョーンズ/不思議な生きもの、マイケル・スタールバーグ/ホフステトラー博士、オクタビア・スペンサー/ゼルダ

【内容】1962年、冷戦下のアメリカ。政府の極秘研究所で夜間の清掃員として働くイライザは、声帯を傷つけられて話せない(聞こえるが、話すのは手話)。
そこに、アマゾンで捕獲した(半魚人のような)不思議な生き物が密かに運び込まれてくる。粗暴な現場の管理責任者は、「彼」を下等な生き物とみなし、電流棒で殴ったり電流を流して虐待する。
イライザは現地で神のように崇拝されていたという「彼」に惹かれて、こっそり会いに行き、手話で話しかけて少しずつ心を通わせていく。そして、「彼」が殺されて解剖されると知ると、アパートの隣の部屋に住むおじさんに頼み込んで、救出する。

異生物の「彼」を見て、その声(鳴き声)を聞いても全く驚かずに微笑む主人公には、ビックリ wobbly ゆで卵を与えて餌付けして、2人で食事しながら交流する場面は、微笑ましい。

口コミでは「彼」と彼女の交わりを「エログロ」「倫理に反している」と嫌悪感を書く人がいるが、私は全然 ! 国家戦略のためとして、人を平気で殺す野獣のような心をもつ人物の方が「人とは思えない」と感じた。
そして、「彼」は半魚人などではなく、不思議な力をもつ生物だったの shine
埠頭で撃ち殺されたと思った彼らが海に飛び込み、奇跡のような「彼」の力でイライザも蘇ったと信じたい。

主人公は、美人じゃない中年女性。彼女を助けて発砲されるなどの「恐怖体験」をするのは、隣室のおじさん(ゲイ・売れない絵描き)と職場が一緒のゼルダ(黒人・「ドリーム」に出演していた)。このマイノリティーの3人とロシアのスパイである良心的な科学者が、真っ当な心をもった人間として描かれている。

ナレーターが誰か、最後に分かるのもいい。

すみだ北斎美術館

1月30日(火)

Dsc_0013_2 出掛ける用事があり、せっかくなので…ついでに「すみだ美術館」へ。しりあがり寿さんの企画展をやっているの。

面白い建物だよね~。前に広がる公園の遊具も、楽しそう shine

Dsc_0012そして、スカイタワーも良く見える wink

Dsc_0011北斎人気で、館内に外国人の姿も多い。

しりあがりさんが北斎の作品にちょこちょこ書き加えた作品は、レプリカと並べて展示してあって、その発想に、笑える happy01

例えば、赤富士。
「髭を剃ってサッパリする」とはsign01

北斎が裸でバレエを踊るアニメーションには「ここまでやっちゃうの?」のお下品さに驚きながらも…その遊び心に感心 flair

大晦日

12月31日(日)

Photo_2 NHKBSで毎回観ていた「赤ひげ」
例年のように、野菜の天ぷらと海老入り かき揚げの夕食後、NHKBSで黒沢監督の映画特集に「赤ひげ」を見つけて、観ました(3時間超え!)

三船先生、やはりいいです!
久我美子に香川京子、内藤洋子、二木てるみ、山崎努、笠智衆など、豪華な配役でした。
でも、新ドラマ版の主人公の中村蒼くんには共感がもてたし、津山医師・お杉役は、こっちのの方が好きです shine

『はじまりの街(La vita possibile)』[2016年/100分]

今、この映画が上映されていて、話題になっていますね。
4月に「イタリア映画祭」で観た作品です。

Photo

はじまりの街(La vita possibile)』[2016年/100分]

お時間のある方は、是非!

NHK土曜時代劇「アシガール」

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夫が録画して見ている「土曜時代劇」。今放送しているのは、軽いノリの現代劇兼時代劇。

内容は、「脚力だけが取り柄の女子高生が、戦国時代にタイムスリップ。愛する若君を守るため、足軽となって戦場を駆ける」というもの。

主人公のおバカな台詞や行動に、毎週、大笑いさせてもらっています happy01
引きこもりの弟(天才!)や父母、羽木家・天野家の人々、戦国時代での母代わり「芳乃」も、個性的で(演じる俳優さんも)芸達者揃い。

土曜の夕方、笑って気分転換したい方に、おススメの番組 shine

 

映画『夜間もやってる保育園』

10月6日(金)

Photo_2
予想通り、素晴らしい作品でした。
24時間営業というと、ベビーホテルしか思い浮かびませんでしたが、「認可保育園」があるんですね!

◎「認可」の夜間保育園は全国で80。一方、無認可(ベビーホテル)は1,700以上もある。需要はあるのに、「認可」基準の上質な保育園が足りない。「ABC保育園」のような「認可」に入れた親子は、ひたすら「幸運」だったということだ。

大久保にある「ABC保育園」は、しかもオーガニックの食材を使っている!その農園(茨城県)で行われる新任職員の実習も紹介される。

夜まで働かざるを得ない仕事や、夜の営業がメインの飲食店経営など、子どもを預ける必要のある親がいる。
保育園⇒ベビーホテルのハシゴをしていた親が、安心して子どもを置いておける保育園が必要な訳だ。 職員は4交代制で、皆、子どもにも親に優しい。だから、親が切羽詰まった精神状態にある時でも、落ち着いて子どもを連れて帰れる。それが、煮詰まって虐待に走るのを未然に防いでいるように感じる。

就学した後のことを考えて「学童保育」も始め、発達障害のような子どもの「療育」(無料)もやっちゃう。スゴイなぁー。 そして終盤、これらの事業を始めた園長自身の子育てが語られます。結婚に失敗して、両親の元に子どもを3人置いて、別の男性と駆け落ち。えーっ?! こういう経験が、誰にでも優しく寛容な園の姿勢を作りだしているのかなぁ。

※沖縄や北海道の夜間保育園も紹介されている。
※インタビューに答えた母親の中には、中央省庁や児童相談所の職員もいた。
※滅多にないことだが、パンフレットを買った。その中で、片野園長が、夜間保育園を必要悪と言う人に対して「子どもが夜中に放置されるよりいい」ーあくまで、子どもの側に立つ姿勢だ。

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