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『青年海外協力隊は何をもたらしたか』

岡部恭宜 編集、ミネルヴァ書房 (2018/5/15)
区内のボランティア施設で借りた。身近に青年海外協力隊員として海外に赴任した人が何人もいるので関心があり、でも高価な本なので、ここにあって良かった(*^^)v
分厚くて真面目な本なので、まとめるのが面倒で。返却が迫っているので、何とか(^^;


【内容】国民参加型ODAであり、国際協力機構(JICA)が実施している青年海外協力隊は、途上国向けの開発協力と、グローバル社会で活躍する日本人の育成という二つの目的で、1965年に発足。
50年を記念して、様々な学問的視点から、隊員への意識調査やインタビュー、参与観察や一次資料を使って、隊員の実際の活動と組織を総合的に分析。何年にも渡って、その役割意義を検証し、今後を展望したもの。
日本が手本としたアメリカの「ピースコー」やイギリスの「VSO(英国籍の若者を英国植民地から独立したばかりのアジア・アフリカ諸国に派遣する組織)」も紹介、比較もしている。


印象深いのは…
*隊員として活動することで、社会にある不平等や貧困問題、ジェンダー課題などに気づき、当事者性を獲得していく貴重な機会となっている
*地球規模で物事を考えながらローカルにアクションを起こす必要性
*忍耐強い仕事ぶりが「草の根外交官」としての高い評価をもたらしていること
*太平洋の島で暮らす人々が援助慣れしていて、高校生も「アメリカから援助が無くなっても日本がいる。それがだめなら、中国から」と言う。隊員の努力と意気込みが報われないことも少なくなく、技術指導の筈が、労働力として当てにされることもある。そして、「何とかなるさ」も「文化」ではある。 

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