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『裸足で逃げる』

Photo週末に孫の子守が無かったので、読書

この本、話題になって、ネットで記事を読んだの。沖縄のDVと性暴力が思っていたより酷いのに、驚いた。

本を読むのは気が重くて、地域の男女共同参画センターの新刊コーナーで見つけても…しばらく手が出なかった。
が、返却期限票が未記入で、誰も借りていない!! それは、マズイ(利用が無いと予算が減る)。そんな理由で借りてきた

著者は沖縄出身。
一度そうした泥沼のような環境に疲れて「逃げ出す」が、仕事を得て帰って来る。
家族や恋人・見知らぬ男たちの暴力から生き延びるために逃げ出し、自分の居場所をつくってきた女性6人の生活を5年に渡って聞き書きし、彼女らに寄り添い、外部にそれを知らせる役目を負う。
※この本の売り上げも「強姦救援センター・沖縄REIKO」に寄付される。

彼女らは、父親・兄の暴力や母親のネグレクトに晒されて、中学卒業で家から逃げ出し、性産業で働き、妊娠する。子どもを産むも男は逃げ、シングルマザーとなる。行政の支援と繋がることは無く、自力で生きて子育てをする。
そんな中で、障がい児を産んだことをきっかけに、お金を貯めて勉強し、長い時間をかけて看護師になった人もいる。暴力を振るわない男性と再婚した人もいる。

著者は言う。
「沖縄は貧困社会であること(全国の2倍)、そして貧困は、まぎれもなく暴力の問題」「暴力は、子どもや女性に向かう」「暴力や貧困の吹き荒れる家を、自分の意志で逃げたので、逃げた先で起こった事柄も、自分のせいだと思っている」

「学校にいられない子ども、早くから不登校になる子どもを自己責任・家族責任と切り捨てる。子どもたちがいられない学校をつくっているのは誰なのか?」「根幹にある、貧困が暴力を発動させるという認識に立ち、被害者を保護できる場所の拡充、加害者の再教育に、社会は取り組まないといけないと思う」と

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