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連続講座

10月13日(土)

さんかく大学「女性であることと身体の関係」
第3回「月経観と整理用品の歴史」
講師:田中ひかるさん

今回も、初めて知ることいっぱいで、有意義でした(^^)v

◆月経不浄視(タブー視)
◎今でも、インドの地方やネパールに残る「月経小屋」。生理用品がなく、「男の前に立つことができないので、学校にも行けない。学業が遅れることも問題」と。※生理用品を寄付したとしても、それを処分できる焼却炉は無いし、月経不浄視は変えられない。
◎日本でも、1970年代までは、「月経は不浄だから、神社仏閣に近寄るな」「船に乗るな(遠回りして歩かされた)」等の慣習が残っていた。
◎日本における「宗教の中のタブー視」は中国から伝来。室町時代に浄土宗・曹洞宗が女性信者を増やすために「女は死んだら血の池地獄。信心しなさい」と説いた←ヒドイ bearing
◎「タブー」の語源:ポリネシア語の「月経」タブ。※月経と妊娠の関連は古代から理解されていたのに…。 ※「女性は月経があるから不浄」というのは、未だに残っているよね。土俵に上げない日本相撲協会、女性を能舞台に上げない能の流派。

◆近代日本の月経観
◎富国強兵の明治時代、「月経時に頭を使うと、生殖に悪影響。特に数学などさせるな」と信じられていた。吉凶の席・観劇・読書も禁止。
◎「月経時は精神疾患を発症しやすい。犯罪を犯しやすい」というのは、その後も信じられていた。

◆昔の生理用品
◎麻などの繊維・紙を詰める⇒脱脂綿の普及 ◎明治末期、アメリカ製のゴム月経帯が輸入販売。品薄で耐久性に問題があり、大正時代に安価な日本製が発売・普及。
◎戦時中は脱脂綿が配給制となり、藁灰・米ぬか等を布で包んで代用。戦時中の緊張と栄養状態の悪さから、無月経の女性も少なくなかった。

Photo ◆アンネナプキンの発売
◎「女性の生活を良くしたい」と、20代の女性 坂井泰子(よしこ)さんが水に流せるアンネナプキンを後案・開発・発売し、「月経を語れるようになった(アンネの日)と、女性からの感謝多数」「女性の社会進出を支えた」など、意義が大きかった! 大ヒットしたため、後続会社が300社も!
「そんな下のものなど、売れるか」と商品化への協力を拒否した会社まで。質が悪くてトイレが詰まるトラブルを引き起こすものも出て、ナプキンを流すことが禁止となってしまった(せっかく「アンネ」が開発した技術が無駄になった weep
※坂井さんは、若い女性社長だったことから「子どももいないのに」など、周囲から誹謗中傷などを受けた。 ※「アンネ」は、「アンネの日記」から命名。

※広告について  「40年」の意味:アメリカから40年も遅れた。  何の広告か分からないように工夫。  デパート・薬局で販売。
※後続会社がスーパーで販売し、「アンネ」は競争に敗れた。

◆タンポン・月経カップ
◎タンポンは、日本では現在1社のみ。愛用していた私としては、残念。水泳にも旅行にも便利なのに。
◎月経カップ…会場で「えーっ!?」という驚きの声が挙がった。まだ、全然知られていないのね。もっと早く日本の市場に出ていたなら、使ってみたかったわ wink

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