« 海藻姉妹コンサート | トップページ | 『もう一度、子供を叱れない大人たちへ』 »

『はじまりは愛着から』

Photo 福音館書店、 2017年9月

生活クラブの書籍カタログで興味を惹かれ、購入。まとめるのが面倒で、しばらく放置してあった

高校時代、切れ目なくカレシがいる同級生がいた。保護司をしていて、性体験も出産も早い子が身近にいる。
自分とは明らかに違う彼女らのことを明確な言葉で説明できないでいたが、少し前に「愛着障害」「安定した愛着」という言葉に納得した。

この本では、著者の長年の豊富な経験により、それがいかに大事かが言葉で具体的に示されていて、「なるほど」しきり。これで、誰かに説明できるかも

例えば…
母性と父性は量でなく、順序が大事。
子どもが欲しがるだけの愛情を受け取ってからでないと、躾的な育児はできない。保育園で手を焼く子は、そこ。
非行少年少女の家庭に母性性が欠落し、厳しい父親がいる事例が多い。 無差別殺人犯が厳しい母親のもとで育ったとも、よく聞く。
親の望み通りに動く「いい子」に育てるのは、子ども本位ではなく、親の自己愛が勝っているから。絶対的な親の愛情が得られず、親の評価に左右される存在という不安定さから、彼らの自己評価が低く、残虐性をもつことが多い。

あと…
夫婦間のコミュニケーション、祖父母などの親戚、親が信頼する地域の人や友人とのやり取り。それらを間近に見て、子どもは人間関係を学んでいく。不登校など人間関係の不適応は、家族のスタイルに依るところが大きい。

いじめっ子もその親も病んでいる。自尊心を失い、劣等感に苦しんでいる。依存症の人たちも、その原因は養育過程で最初に必要な愛情を必要なだけ受け取れなかったこと。

« 海藻姉妹コンサート | トップページ | 『もう一度、子供を叱れない大人たちへ』 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『はじまりは愛着から』:

« 海藻姉妹コンサート | トップページ | 『もう一度、子供を叱れない大人たちへ』 »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ