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『さよなら、田中さん』

Photo 鈴木 るりか 著、小学館 (2017/10/16)

これも、地域の男女平等センターで借りて。
「新着コーナー」で、この強烈な表紙に惹かれて手に取り(西原理恵子の絵はインパクト大!) 読んでみたら面白かったので、作者を確認したら、小学生作家として話題になった方。これは、13歳で書き下ろしたものsign01

タイトルにある「田中さん」が誰なのか、五つある短編の最後にやっと明らかになる。これも、作者の「手」なのね。

父親の話がタブーな母子家庭に暮らす小6女子が主人公。貧困だが、それを恥じたり恨んだりしないのは、母親の価値観に依る。死を覚悟した経験のある母親が、様々な出来事に際してとる行動や引用する格言が、娘に伝わるから。 この絵のように、ガサツでダイナミック(父親も兼ねているからか)、彼女のエピソードがユーモラスに描かれている。

が、最後のエピソードがあまりに悲劇的で weep
主人公のクラスメートの男子が語り手。自分の意思と無関係に小学⇒中学受験をさせられて、失敗すると母親に罵倒しまくられる。「見えないところに行ってほしい」と、山梨の全寮制に入れられてしまうのだ!何という毒親。

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