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『きょうだいリスク』

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「無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる?」に目が留まり、男女共同参画センターで借りた。この派手な帯を外してあってもギョッ!とした wobbly

私の友人に「未婚で病気(のために無職)、両親亡き後、実家に一人で暮らす」兄がいて、突然、救急車で入院した時には世話をしに行ったり、夫も駆り出して実家の掃除や庭の除草をせざるを得ないという人がいる。
「兄と弟が未婚・子なしで、娘をあてにされて恐ろしい」と話す友人もいる。他人ごとじゃない。

平山 亮・古川雅子 著、朝日新書、2016/2/12

兄弟姉妹をひっくるめて「きょうだい」と記してある。

【内容】日本は、男性の3割、女性の2割が「生涯未婚」の時代を迎え、 一方、非正規社員の割合は4割を超え、収入が不安定な人も多い。かつてなら「家族」や「会社」がセーフティーネットとなった日本。 だが、それを持たないきょうだいを親亡き後は誰が支えるのか? 親の介護だけでなく「きょうだい」の介護や将来の面倒も見なければいけない?同世代だけに、きょうだいの介護は、親よりも長く付き合うことになる。
少子化も進む中、自分の子どもが家族内で唯一の「次世代」というケースも多く、我が子が、おじ・おばの将来も背負うことになるかもしれない。 「きょうだいというリスク」は新たな社会問題として急浮上するだろう。

問題は、政治。税収の再分配に失敗し、セーフティーネットがないから、身内に依存することになる。家族内でなんとかしようと思わないこと。支配と被支配の関係になって、関係が険悪になるケースになる例も多く、きょうだいで共倒れになる可能性大だから。使える制度と人的ネットワークを最大限生かし、自分や子ども達の生活が壊れない範囲で手助けすると。

◎江戸時代、介護は息子のしごとだった
親の介護を娘がするのが「ふつう」になる以前は、嫁のしごとだった。が、これは明治政府が民法で家を制度化してから。江戸時代の武士の家では、儒教的同道徳観を重視した幕藩体制のもと、息子が自分で親を看取ることが求められていた。
公務に匹敵するしごとで、介護休業制度も定められていたし、介護技術を指南する男性向けのハウツー本も出回っていたとな flair

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コメント

zeroさん、
一人暮らしで認知症の叔父が行方不明になる度に連絡がきて、お迎えに行かざるを得ないという知人もいて、身近な問題です。
甥や姪にしわ寄せがこないような公的支援と本人の努力(自分よりも若い友人を複数、近所につくる)がまず、必要。
私自身も、若い友人を近所につくるよう、努力したい。子どもらの負担にならないようにね wink

まさに我家(笑!)。
現在、超高齢者の義母、子どものいない義兄夫婦。通勤範囲内に住む非婚の義妹(年上)。
同じ敷地内に入居した25年前、「我が子らが、高齢になったおじ・おばの介護を背負うのか。」と切実に考えてたのは自分だけ。
で。とにかく子どもらを自立させ、「家」を出すことを心がけた。おかげで子らは自立。
高齢者一族になった今、自分たち夫婦内で何とか消化させてる。
時々、消化不良をおこすけどね (* ̄ー ̄*)

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