NBAバレエ団『死と乙女』
5月29日(日)
北とぴあ さくらホールにて、13:00~15:15
林 英哲と新作バレエのコラボ。
第1部 和太鼓演奏
出演:林 英哲、英哲風雲の会(4人)
いつもながら、カッコいい 息もピッタリ、パフォーマンスも見栄えよくキマっている。英哲さんは、驚くばかりに年齢を感じさせない人だ。
第2部 ケルツ
振付:ライラ・ヨーク、音楽:アイルランドの民謡、出演:NBAバレエ団
アイリッシュダンスをベースとし、ケルト音楽の軽やかさをバレエで表現したリズミカルな作品、5曲構成。
とっても楽しかった また観たいと思うほど。
ステップは、リバーダンス。ソロやデュエット、群舞と変化に富んた振り付けで、男性6人のダンスでは「栄哲風雲の会」が登場。和太鼓に合わせて、体当たりでじゃれ合う男の子達の動きがそれはコミカルで、最高
男性のソロはレベルの高いダイナミックなもので、素晴らしかった。
第3部 死と乙女
演出:久保紘一・林 英哲、振付:船木 城、音楽・ピアノ演奏:新垣 隆・林 英哲、出演:NBAバレエ団
【内容】世紀末ウィーンを代表する画家エゴン・シーレ(1890-1918)の作品「死と乙女」をモチーフにした新作。
左奥に林 英哲、右奥に(あの)新垣さんが宙吊りで演奏している。終盤、光が当たって、高い台の上で演奏していることが判る(高所恐怖症の人には、ムリ)。
音楽と舞踊の間合いがピタッと合い、ち密なリハーサルをしていることが解る。太鼓とピアノとステージと視線を動かしながら観ることになり、忙しかった
死と狂気に満ちた作品。
これが、シーレの『死と乙女』。女性のモデルは、同棲していたヴァレリー。シーレは別の女性と結婚、その姉とも関係し、ヴァレリーにも未練たらたらだったらしい。過去には妹とも近親相姦だったとか…かなりヤバい人だったらしい。
作品は素晴らしいけれど、実生活では 絶対に関わっちゃいけない「危ない人」ね
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