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『あなたたちのために』

4月30日(土) sun

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イタリア映画祭2日目。
今日もF列(中央席1列目)で、足を伸ばして観劇できた。上映前に、監督と脚本家(夫婦)の舞台挨拶があった。(左の2人。)

原題:Per amor vostro、2015年/110分
監督:ジュゼッペ・M・ガウディーノ Giuseppe M. Gaudino
出演:ヴァレリア・ゴリーノ

【内容】子どものころは自信満々だったアンナ。けれども、親に「なんの価値もない」と決めつけられ、頭の弱い兄の窃盗の罪を着せられて、少年院に4年間も収容された(兄は成人していて10年の刑になるが、子どもなら4年で済むという思惑から)。
経済力のない親の面倒をみて(兄は自分の面倒だけで手いっぱい)、闇金で金を稼ぐDV夫と障がいをもつ息子を含めた3人の子育てをして欝々と過ごしていたが、定職を得て夫を別れることを決意し、夫の悪事の証拠を警察に持ち込む。
主演女優は、ヴェネチア国際映画祭で2度目の女優賞受賞を受賞。

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あまりに暗い内容で、ウンザリした。意味不明の映像がバチバチ切り替わる部分は、凝視していると頭痛がしてくるので、目を逸らしていた。

ーーー質疑応答には、2人で答えた。
*ナポリが舞台
*家族のために苦労していてDVを受けている女性というのは、よくある設定。それを自由闊達な映像で表現したという。モノクロ(色を奪われてしまったアンナの日常生活をモノクロ、過去・現実に向き合う場面をカラーにして対比させている。
*アンナをカラーでコラージュした映像は、卑俗さを表している。
*流れる歌は、オリジナル。
*アンナは家族のために生きていた。定職を得たことで、周囲の悪事を棚上げせず、子ども時代のような勇気を取り戻した。
*最終的には、女性のポジティブな生き方を描きたかった。

ここまで聞いて、作品の意図がやっと理解できた coldsweats01 ヤミ金の問題は、イタリアで大きな社会問題になっているそうで、それで、闇金でむやみに借金して家も財産も全て奪われた家族の姿が描かれているのね。

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