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『ひとりの記憶 海の向こうの戦争と、生き抜いた人たち』

3月22日(火) cloud

保護司のお当番で、更生保護サポートセンターに駐在していました。
これは書評に衝撃を受けて買った本で、(父が亡くなってから読書意欲が湧かなくて)しばらく放っておいたのを 空き時間に読み初め…夕食後も読み続けました。
何人もの波乱万丈な人生が、実に衝撃的で強烈で… wobbly
戦争が人の人生をいかに狂わせるものか、深く感じ入りました。

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橋口 譲二 著、文藝春秋 (2016/1/30)

運命を変えたのは、太平洋戦争。戦後も帰国せずにその地で生きることを選んだ「日本に帰らなかった日本人」、帰国したものの、また戻った人。
著者が世界各地に訪ね歩き丁寧にインタビュー。取材から完成まで20年の歳月をかけたノンフィクション。
インドネシア、台湾、サイパン、ポナペ、韓国、中国、ロシア、キューバ……終戦の混乱の中で、彼ら、彼女らの下した「選択」を(その時の時代の空気や価値観を反映している)彼らの言葉で伝えている。

記憶の書き換えを怖れて、日本人と話をする機会がないような地域の人を選んでいる。証言の中には、慰安婦の話も出てくる。

例えば…終戦時に看護学生だった女性は、「生きるために」選んだ道が八路軍の看護師。点々と移動する軍隊に同行していたために引き上げ船の情報も得られないまま、亡命したユダヤ系ドイツ人医師に求婚されて職場結婚。
夫は中国国籍、自分は日本国籍、息子はアメリカ国籍、娘はスイス国籍だという。夫が亡くなった後も一人で北京に暮らしている。

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