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「女が映画をつくるということ」

11月23日(日) sun

ジェンダーの連続講座 第3回目「女が映画をつくるということ」。
講師は、『何を怖れる』の監督、松井 久子さん(映画監督・プロデューサー)

Yukie
まず、「私の作品を観ていらっしゃらないと思うので」と、自作の『ユキエ』『折り梅』『レオニー』の予告編を流した(どれも、予告編だけで胸が痛くなるような作品 weep
ただし…私達の団体は1999年に、区と共催で『ユキエ』をつつじ上映し、監督トークも行っている。また、『折り梅』は社協が上映会を行っているので、地域で観ている方は少なくないの wink

◎映画の歴史は130年そこそこ。女性監督は少ない
◎世界初の女性監督はフランスのカメラ制作会社の秘書だったアリス・ギイ。フランスでは働く女性に対する偏見があったため、アメリカに渡って脚本・監督をした
◎日本初の女性監督は、溝口監督の弟子である坂根田鶴子(スクリプター出身)。1929年『初姿』
◎助監督から上がっていく徒弟制度は肉体労働を伴う
◎映画の中での女性の役割は、男性監督にとっての美の表現者(だから、男性監督と主演女優の結婚が多い)
◎男性監督が描いてきた女性は、娼婦か貞淑な妻。女性の観客もそれを刷り込まれてきたのではないか?
◎演劇科を卒業して、夫と劇団を立ち上げ…フリーライター⇒俳優のマネジャー⇒TVドラマのプロデューサー⇒映画監督と、波乱万丈 coldsweats02 高倉 健さんとの交友についてのエピソードは楽しかった shine

Photo
◎日本の社会では、女性は「腰を低くして謙虚に、愛想よく」ふるまわないといけない。そうやって仕事をしてきたが、それじゃあ、映画の現場で監督としてリーダーシップをとれない。第1作と第3作目はアメリカで撮ったが、やり易かった。
◎監督をしたことで、社会の慣習から外れても「怖れる」ことなく、自立することができた
◎家族や社会など「人のせいにせず」「犠牲者としてではなく」「自分の判断で、自分の選択で」生きたい

※女性が億を超える資金を集めて監督もするって、そりゃあ大変な。「雲の上の人」だった新藤兼人さんが『ユキエ』の脚本を書いてくれて、「あなたが撮りなさい。女性がもっとやっていかないと!」と背中を押してくれた話は、感動的だった flair

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