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「美術とジェンダー入門」

11月9日(日cloud rain

ジェンダーの連続講座「文学・芸術から見た男女の生き方」第2回目。
講師は、西山 千恵子さん

「誰もが知る有名な女性の画家は?」という講師の質問に中々答えられない理由は---女性が画家になろうとするのが妨げられてきた歴史があった。作品が残る女性画家は、殆どが父親が画家で、絵を描くのを邪魔されなかった。が、美術学校入学を認められず、裸体を見ることを禁じられて、プロの画家の道は遠かったと。なるほど…。

Photo
これは、アルテミジア・ジェンティレスキ(16世紀末、ローマ生まれ)の作品。1枚目は「スザンナと長老たち」、17歳で描いたって wobbly
ヌードデッサンを阻まれているので、紹介された映画では、深夜にこっそり、自分の身体を鏡で見ながら描いた。(調べたところ)男性の裸体は、ボーイフレンドでデッサンの練習を密かにしたと。デッサン一つでこんなに苦労していたんだね weep
今に残る著名男性画家が(女性の裸体を見たいという男性の欲求に応じる形で描いていたそうだ)同じテーマの作品と比べて、あきらかに嫌がっている表情が特徴だと。

 Photo_2
この「ユーディット」も、女性が暴力を行使する際のリアルな表現が優れていると。

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次は、公共彫刻について。
よく街中で見かける、裸体の女性像(例として池袋駅前)
だが…わざわざ足を運ぶ美術館ではなく、市民が目にする街中に、税金を使ってこれだけ裸の女性像が立っていること、その維持管理にも予算がかかっていることについては、ジェンダー(社会的、文化的な面での性の違い)の視点から声があがっている。それらについて、検証。
Photo_4
*公共芸術としての街中の彫刻は、女性像、特にヌードやそれに近いもの、母子像が多い(男性の場合は、歴史的著名人の着衣の像が多い)
*彫刻設置について検討する審議会のメンバー・彫刻製作者は、殆どが男性

税金を使って設置やライトアップするものではないんじゃないか。女性の裸体がそこらへんにあるのは愉快じゃないし。見たい人は、美術館で見ればいい。私も、そう思う confident

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