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音楽座ミュージカル「泣かないで」

7月21日(祝) cloud

Photo 原作:遠藤周作「わたしが・棄てた・女」、脚本・演出:ワームホールプロジェクト

18:00~20:30  北とぴあ さくらホールにて、千秋楽。

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出演:森田ミツ/高野 菜々、吉岡努/安中 淳也、三浦マリ子/美羽 あさひ(客演)

内容】クリーニング工場の女工、ミツが、主人公。純真さ故に、貧しい大学生に騙されるが、ハンセン病の検査のために、泣く泣く復活病院に行く。絶望する中で、誤診であったことが判明し、大喜び!
だが、そこで出会った人達のために、そのままそこで働くことにする。

振り付けが古臭いなぁと思ったら、20年前の作品なんだね。 無料で配られたパンフレットによると、原作者の遠藤さんはこの舞台がお気に入りで、観劇した時、大泣きしたって(結末が、悲しいからね) crying 晩年は、繰り返し録画を見ていたそうな。

ハンセン病って、治療薬で完治することが分かった後も、隔離政が改められず、過酷な環境の中で人権を無視されていたと言われているが、この舞台では、患者達がお互いを労わりあいながら、明るく生活している。看護する神父もシスター達も皆、優しいし。原作のモデルとなった病院は、本当にこういう場所だったのだろうか?(修道会が経営しているからなのか)?

気高い心故に、社会にあっては「お人よし」「奪われる者」として生きざるを得ない主人公は、この環境でやっと、(困っている人、悲しんでいる人のために尽くしたいという)自らの心のおもむくままに奉仕を続け、もう騙されることなく、その存在価値を示して感謝されるというのは、皮肉。

◆主役の高野さんは、お人よしで明るくて、おぼこい娘役を熱演。騙されたのに、死ぬまでそいつを慕い続けたのには、心底、胸が痛んだbearing  子ども達には、悪者に騙されないよう、教えとかなくちゃね。

◇クリスマスツリーや「カサブランカ」など、戦後復興時の風俗と共に語られる舞台は、長くは感じなかった coldsweats01

オケピに並んだ楽器は、ドラムス、ベース(ウッドとエレキを持ち替え)、サックスとフルート(持ち替え)、そして、シンセ、キーボード4台。生演奏なのは嬉しいが、キーボードをフル活用することで、低予算なんだよね despair

風邪をひいて咳と鼻水がすごくて(演奏で目立たなかった、ホッ)、サークル会なしで、帰宅。

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