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2014年3月の記事

『さようなら、オレンジ 』

3月31日(日) rain cloud

Photo岩城 けい 著、筑摩書房 (2013/8/30)

地域の男女共同参画センターで借りて、一気に読んだ。

内容】オーストラリアの田舎町に流れてきたアフリカ難民サリマ(実際は、ナキチ)は、夫に逃げられ、スーパーの食品加工場で働きながら、二人の息子を育てている。生活は苦しいが、男尊女卑の夫が居なくなったことの解放感!
これまで、殆ど学校に通うこともできなかった彼女は、職業訓練学校で英語を学び始める。そこで、夫の夢を叶えるために自分の夢を諦めかけて苦しんでいる日本人「ハリネズミ」や、子育てが終わって寂しさを抱えるイタリア人と出会う。3人の女性の苦しみ、家族の確執、そして、友情によって、自分を獲得していく過程が描かれる。

「ハリネズミ」は「ナキチ」を主人公に小説を書くことにする。その主人公の名前が、「サリマ」。この二つの名前が最後に一致して、なるほど…。

それぞれの話が交互に出てきて、それらは、辛い話。何だかわからないまま読み進めていくと、いつか話が交わってきて、最後は友情と希望で終わる。自分がやりたいこと、それができない苦しさ。母語以外の言葉を獲得する苦しさと達成感、親子や夫婦のエピソードも3人3様で、共感できた。

『女子漂流 ーうさぎとしをんのないしょのはなしー』

3月24日(月) sun

Photo毎日新聞社 (2013/11/6)

地元の男女共同参画センターで借りて読みんだ。
対談形式で読みやすいし、予想通り、面白かった shine
中村うさぎの指摘は、鋭い!

◎「女子力の大波にもまれっぱなし」の中村うさぎと「漫画読んでるうちに海底に沈んでしまった」三浦しをんの語り合い―三浦(まえがき)

◎そうだ!どこかにたどり着こうとしない生き方があるんだ!
人生は、果てなき漂流に過ぎないと分かった今、オタクこそが、それを楽しめる適応者。
私は高度成長期とバブルを体験したギラギラの自己実現世代、三浦さんは就職氷河期で野心や野望なんて何の腹の足しにもならないことを知った世代―中村 (あとがき)

*女子は、専業主婦になろうが、キャリアウーマンのままでいようが、選択肢がたくさんある。その代わり、選択肢に常に復讐される(お互いに羨望とやっかみがある)。男は、捨てた選択肢はないけど、主流からこぼれたときに厳しいから、サブカルやオタクとか派閥を作って、アイデンティティーを保ってきた─中村

*美人か、ブスか。美醜という基準は、女子の生き方をとても縛るものだよね。女子って「でも、ブスじゃん」の一言で、そこまで積み上げられてきたものが、すべて台無しにされる感ってあるから─中村

『性と法律―変わったこと、変えたいこと 』

3月17日(月) sun

Photo 角田 由紀子 著、岩波書店 (2013/12/21)

【内容】DV防止法、子どもの虐待防止法、セクハラに関する規定など、近年、当事者側の声から生まれた法律等がある一方、民法、刑法、売防法など、長年変わらないものもある。離婚、親権、賃金差別、性暴力…40年以上弁護士として様々なケースに携わり、新法の制定にも尽力した著者が、性を巡る法の問題点を指摘している。

著者は文学部で日本文学を学んだが、教職に就くのが難しく、法学部の講義を勝手に聞いて弁護士になったという。法律を作った者たちが、男性ばかりだったからだろう、女性に不利なものが少なくないんだね。
私が読んだ本(昨年8月)(1月)についても、触れている。

*親権は親の権利ではなく、養育義務。子どもの利益が常に優先されるべきなのに、実際には、面会を希望する親の希望が「権利」として優先される

*DV防止法の効果…2000年の夫から妻への傷害罪は273件、暴行罪は124件。2012年は2,060件と1,996件(殺人罪は100件前後で推移、59㌻)

*DV家庭に育った子どもの6%(350人以上)が性被害にあっている。加害者の大半は実父で、継父、その他の家族を含めれば100%(81㌻)
*性被害にあった子ども達の25%が、いじめや不登校、度重なる性被害を経験している。「暴力への抵抗力」が奪われ、支配されやすくなっていると考えられる

*男女間の不平等な関係を生み出している仕組みがセクシャル・ハラスメントの根本的原因である(194㌻)

*恋愛は対等なものだ。交際相手からのDVやストーカーを見れば分かる

*売春は裁かれ、執行猶予の場合、婦人補導院に収容されて、裁縫・炊事・生け花などを行うことになる。が、買春は(相手が児童でなければ)お咎めなし。買防法は、明らかに憲法24条(性差別の禁止)違反である(227㌻)…職業訓練をした方が再犯を防止に繋がるよね、ホント。

映画『森の中の淑女たち』

3月15日(土) sun

Photo スペースゆうにて、お話とワークショップ付き。上映権付きのDVDが発売されたことで、四半世紀前の名作を観ることができた。当時、監督も脚本も出演も全て女性ということ、そしてドキュメンタリー方式の撮影が話題になったとか。

講師:小野由理さん(映像女性の会 会員)

監督:シンシア・スコット、脚本:グロリア・デマーズ 、シンシア・スコット 、デヴィッド・ウィルソン 、サリー・ボッシュナー 、音楽:マリー・バーナード、1990年、101分

出演(=役名):アリス・ディアボ、コンスタンス・ガーヌー、ウィニフレッド・ホールデン、ミッシェル・スウィニーニー 他

【内容】ケベックの森の中を高齢の女性7人を乗せたバスが走行中、故障してしまう。修理もできず、若い運転手のミシェルは滑って足を捻挫してしまい、立ち往生。最高齢(87歳)のコンスタンスの記憶を頼りに、彼女がかつて夏をすごした「サマー・コテージ」を探しあてて、何日か自給自足の共同生活を送る。
蛙を捕まえて焼いたり、パンストで魚を獲ったりで飢えをしのぎ、修道女のキャサリンは説明書を見ながら修理を試みる。

69~88歳の老婦人達は皆素人で、実名で出演している。遭難という過酷な状況にもかかわらず、緊迫感はなく、諍いも起きない。石で「HELP」と書いてみたり、狼煙を上げて助けを求めたりと知恵をしぼるシーンが淡々と描かれる。
夫々の人生を語るシーン、そして、湖や川、もや、夜空の星の美しさなど、ケベックの森の美しさが心に残る。
この日、初めて出会った8人が人生を語り合い、歌ったり踊ったり、カードをしたりと、実に楽しげ。ネィティブインディアンのアリスや黒人のミッシェルと人種も人生も様々な女性達同士の気遣いや友情が静かに、そしてコミカルに描かれていて、素晴らしかった heart02

講師の話だと、初め、男性も出演者の中に混じっていたが、すぐに仕切り始めるということで、女性だけにしたんだとか。

仮装大会?

3月12日(水) sun

  20140312_201114義娘が送ってきてくれた写真。生後8か月の孫と、5か月の女の子。お友達が連れてきた子と仮装させて撮ったんだって。今頃? だけど、とにかく可笑しくて、夫婦で爆笑 happy02
孫が手に持ってる台所用品、いいアイデアでしょ?

彼女は、四季折々のテーマで仮装させた写真を送ってくれる。

20140203_174347 これは、節分。

ヤシ砂糖

3月10日(月) sun

F1010373カンボジア旅行のお土産にいただいたヤシ砂糖。砂糖椰子の花の蜜をじっくり煮詰めて作るそうだ。 10年くらい前に行ったけど…これは記憶にないな。

「道路脇で、鍋で作っていた」とのこと。もしかして…排気ガスも入っている?と、思ったけど despair

2そのまま食べたら、「ミネラルたっぷり」って感じで、美味しいdelicious
料理にも入れている。

『おとこのるつぼ』

3月9日(日) sun

Photo 群 よう子著、新潮社 (2013/12/19)

地元の男女共同参画センターで借りた。
2008年に『おんなのるつぼ』を出しているので、それに呼応したタイトルか。友人・知人の夫や恋人、元上司・同僚。ムカつく男の生態と、そのパートナーについて、思うところを述べたエッセイ。

呆れた行動について抑えた口調でコメントしている。ホント、そうよね~ sign01 と、同感できる内容。

松元ヒロ

3月4日(火)

F1010369 19:00~20:45、北とぴあ つつじホール
労音の公演。誘った友人4人と、2列目で楽しんだ。 1列目は歯抜け状態(だから、グループで座れない)、頭が視界を遮らずに観ることができた。

オリンピック招致や改憲、皇室、映画ネタなど、以前聞いたものばかりだったが、観客の多くが「ヒロさん初体験」だったのだろう、彼らに大いにウケているのが、楽しかった (*^_^*)
「アンコール」は、いつものように NHKラジオ お昼のニュース。今日は、放送の録音ではなくて、ステージ上で読んでくれる女性がいた。ライブ感があって、いいわ~(^_^)v
しか~し…ヒロさんのマイムがあまりに可笑しくて、終盤、笑いを堪えることができなくなり、読めなくなった(~_~;) それもライブ感を高めてくれた。

終演後は近所の居酒屋に移動。フグのヒレ酒を飲みながら、大いに語り合った。

イベント紹介

来月、斎藤美奈子さんの講演会とドキュメンタリー映画「いわさきちひろ~27歳の旅立ち~」を上映する。詳しくは、こちらを。

もうすぐ春(と思いたい)

3月1日(土) サイトの不具合で、色文字も絵文字も使えない…(-_-;)

今日は、団体が参画するイベントとボランティア活動があって、外出。
明日の予定だった長男宅訪問が、義娘の都合で、急遽、午前中になって大慌て。
チラシ寿司でも作って行こうと思っていたのに…(@_@)

201403014 孫の腹這い、ちょっと上まで体を持ち上がるようになった。
まだ祖父母に馴染んでもらえず、不思議そうな表情で私達の顔を見ている。

ボランティア仲間の話:長女が30代後半で双子を出産。70代の育児支援で、腰を痛めたそうな。朝、電話がかかってくると「病気で子守だな」と、察しがつくそうだ(~_~;)
そして、次女も今年、30代後半で出産予定だそうで、体力が…。
「欲しかった子どもができて、良かったわ。それをまず喜ばなくちゃね」と励ましたが、親子で高齢出産すると、70代後半で育児支援をすることになる。大変だわね。

ここのところ、右ひざが突然、「ガク!!」っときて、力が入らなくなる(痛い(>_<)。階段を上っている時でなく、平地を歩いている時で、新たな症状だ。そのまま歩いているうちに元に戻るんだけど、走っている最中だと危ないので、横断中に(信号が点滅したりで)焦って走らないようにしている。育児支援ができる身体であってほしいものだ。

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