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14歳からわかる生活保護

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雨宮 処凛 著、河出書房新社
(2012/10/20)

命にかかわる大切な制度なのに、偏見と誤解の中でバッシングされている生活保護。生活保護を貰うことは決して恥ずかしいことではない。正しい知識をイチから学ぶ「生活保護」入門書。

第1章 札幌姉妹「孤立死」事件 --見捨てられた命が教えてくれること
*福祉事務所を3回も訪れたのに、申請を拒否された
*制度をよく知る支援者が同行して、やっと窓口突破が成功して申請できた実例

第2章 そもそも生活保護ってなに! ? --自立生活サポートセンター・もやい 稲葉剛さんに聞く
*生活保護を受けている人の自殺率は高く、20代だ6倍。生活保護に辿りつくまでの状況g過酷んために、メンタルの問題を抱える人が多い。また、受給後も人格を否定するような厳しい就労指導が行われて、うつが悪化してしまうケースもある
*生活保護を恥だと思え(片山議員)・・・生きる権利である、生きるために制度を使うことは恥ではない
 
 

第3章 生活保護を受けて暮らすということ --受給者に聞く
*夫のDVから逃れるために受給する母子がいる。夫に言わないよう懇願したのに、連絡されたケースもある。
*結婚経験のある女性の3人に1人がDV被害を受けたことがある
*生活保護を受けていても就労するし、収入が一定の額を超えれば税金を払う。社会保険・厚生年金にも入れる。住民税と医療費は払わないで済むが、所得税は払う

第4章 なぜ生活保護は誤解されるのか? --弁護士・尾藤廣喜さんに聞く
*受給条件の親族の「扶養義務」で、未成年の子どもに対する親と夫婦間は強い扶養義務があるが、親に対する子どもの扶養義務は、できる範囲で一部の扶養でも「不正」には当たらない
*国連は1952年に、「手続きが人間的に、公平に、敬意ある態度で、人格を尊重するように、冷静に、迅速かつ効果的にすすめられるよう要求する権利」があると各国の行政に示している(日本では、この逆の態度が推奨されている?)
*受給者が増えているのに、ケースワーカーを増やさず、担当世帯が増えるばかり。担当者を増やすことも必要

eye 巻末には、申請のやり方と申請書類が載っていて、具体的だ。

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