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2013年6月の記事

みんな、『困ってるひと~誰もが生きやすい社会を~』

『 困ってる人 』(ポプラ社)の著者、大野更紗 さんの講演会に参加。
地元の男女共同参画センターで、活動仲間たちも企画や運営スタッフとして動いていた。

本当に困っていて、痛くて辛くて苦しい中、難病患者の側からみた社会の「困った仕組み」を訴える視点が、新鮮。声に出して多くの人に聞いてもらう(読んでもらう)ことが、問題の解決の第一歩なんだよね。以下、印象に残ったことの、メモ。

*難病患者を経済的に支援する条例は、その成り立ちがバラバラで、多くの難病の中で幾つかがたまたま「成立」したもの。難病を併発していても、一つずつ、毎年、役所に申請する必要がある。患者が自分で山ほどの書類と写真を揃えて出すのは、至難

*政権が変わってやっと「見えてきた」難病支援の動きが、また不可視になった

*病院とそこに勤務する人達は病気について詳しいけれど、助成制度など他のことは知らない。自分を助けてくれるのは、医者と役所と支援者。それらはバラバラに存在している。患者が一つひとつにアクセスするのは大変。それらがネットワークしていたら助かるのに

この人の書いた文章は、悲惨で重い内容なのに、ユーモアとセンスでサラッと読める。でも、実際に言葉で聴くと、辛さがヒシヒシと感じられた。
特に、質問に答えた時、涙をこらえて話していたのが、胸にこたえた。
「(苦しい中、執筆や講演活動で前向きに問題提起できるのは何故か?」-「私は前向きなのではない。ネガティブ」
「私達は、どう支援できるか?」-「支援してほしいのではなく・・・一緒に居る、話す、そういうをしてほしい」「生きている意味は、わからない。でも、最近友達になった人が、美味しいケーキを食べに行こうと誘ってくれた。友達ができたこと、美味しいミルクレープを食べること、そういうことで、生きていて良かったなと感じた」「私一人では、条例は作れない。多くの人と連帯していきたい」

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この機会に、本も読んでみた。
ポプラ社 (2012/6/21)
毎章、能町みね子さんのイラストに、クスリ smile

いやぁ…絶句しそうな内容だね、やっぱり。 前書きが「絶望はしない」なのが、救い。
DIY難病男子のボーイフレンドと出会って、「生きたい(かも)」と思うあたりでは、胸が熱くなった。

快適なトイレ

6月29日 cloud

わが家のウォッシュレットが作動しなくなったので、17年間お世話になったことを感謝しつつ、買い替えた。
修理をしようにも、部品もなくて、「10年で買い替えることを目安に販売しています」ってさ。
「じゃ、これと同じようなのでいいです」と言ったら、「もうない」って。

で、割とスタンダードなのを買ったのだが、実に快適だ。
まず、節水ができる。

そして、形状がいい。便器の外側は 凸凹していたのがすっきり直線になったので、汚れがたまりにくいし、拭き掃除がし易くなった。
ボタンが壁に取り付けるパネル式になったため、奥の壁と床まで手が届くようになって、清潔に保つことができる。

脱臭機能も、素晴らしい lovely 脱臭剤が不要になった。

扉を開けて入ると、センサーで少量の水が流れて、汚れがつきにくくなる(ふーん)。

便座から立つと、自動で水が流れる。 しかも、動き出すタイミングも選べる。
便利過ぎて、夫と争いになった despair
「ちゃんと、便を確認してから流したいから、長くした」
私の意見も聞かずに、勝手に設定を変えたのね。 しかも、そんなに長く放置したら、トイレ中に臭気が広がるじゃん、すぐ後でトイレに入る私の身にもなってほしい sad
しかも、私は常に便座を使っているのだ。なのに・・・15秒って wobbly

折り合いがつきそうにないので・・・私も勝手に「自動洗浄」を切った。
これで解決 good 好きな時に、手動で流せばいい。
夫の使用後は、「スーパー脱臭」機能で乗り切ろう。

何でこう、やたら快適さばかり追求して、機能ボタンを増やすんだろうね。
日本人って、ホント研究好き。
「何でも極めるのが、日本人の特徴だ」と、在日外国人が言っていたけど、実感するわ。
タイマーで電源が切れたりするの(使ってない)。
子ども達、快適過ぎるトイレで育つと良くないんじゃないかな。
(超)シンプルなトイレが使えなくなるとか。

トイレ

6月25日(火) rain cloud sun

今日は、長男宅の留守番に。 トイレの水漏れ修理が緊急だけれど、仕事が休めないって。 明日は、我が家でトイレ工事。 トイレ番が続くっていうのも、おかしいわ。 トイレって、でも、最も切実なことだよね。

来月の出産のために、彼の連れ合いは福島の実家に居る。 テーブルの上に、何気なく置いてあったのは、「 ○○ToDo」10か条
きっちりしている彼女が、留守中の夫の素行を心配して書いたらしく、大きな文字で 「 まめに電気を消す、ゴミ出しを忘れない、ソファーで寝ない、お酒を飲み過ぎない、タバコを止めて・・・ 」
ったく、子どもか、うちの息子は despair こんなことを言われるとは、情けない。
でも、手書きの可愛いイラストや 「 よろしくね! 」 も含めて、なかなかいい wink

ところで・・・
インターフォンの電源まで切っておくのは、どうかと思うよ。
業者が来ても気付かないっ wobbly 節電し過ぎだって。

『Salves -サルヴズ』

6月16日(日) rain sun

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彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて、15:10~16:20、その後 17:00過ぎまでアフタートーク。
演出・振付:マギー・マラン、出演:カンパニー・マギー・マラン

マギー・マランは、初体験。 彼女の両親はフランコ独裁政権下のスペインからフランスへ逃れ、フランスのトゥールーズに生まれた。トゥールーズのコンセルヴァトワールでバレエを学び、モーリス・ベジャールのバレエ学校「ムードラ」を経て、20世紀バレエ団に参加。84年、「カンパニー・マギー・マラン」を立ち上げた。

ダンス公演は、観客の服装を見るのも楽しい  lovely 個性的な人が多いの。 今日も、埼京線の車内で、近くに鮮やかな色を組み合わせた服装の女性がいて、一際目立っていた。 「もしや、私と同じ目的地?」  ・・・当たり  sign03

客席1列目の端に外国人の男女が座っていて、「もしや関係者 ?」 ・・・当たり sign01 いつまでも客席が暗くならないのは、彼らが舞台に上がっていくためだった。
その後は、舞台も客席も基本的に暗いままで、スポットライトや懐中電灯で、断続的に繰り返されるシーンが見える。 暗い中で走っるダンサーは大変だろうな。

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ピカソの「ゲルニカ」やゴヤのこの絵が壁に掛けられることから、暗闇の中を逃げているのが、抑圧される人々であることが示される。

皿を割る、割れた花瓶を修復する、目・鼻・口を塞がれる人々、逃げる途中に転ぶ、絵を壁に掛ける・・・暗闇の中に繰り返し浮かび上がる動作が印象に残る。

最後は、しっかり明るい中で宴会のテーブルセッティングをするうちに喧嘩が始まり、全員が殴り合い、ペンキを掛けあい、狂乱の中で終わる wobbly 平和になると、各人に内在する暴力的な面が出てくるという皮肉。

傍聴記

今日は、地域の保護司仲間と裁判の傍聴に行った。事前に審議予定を公表していないため、着いてから一覧表を見て選ぶ。毎日、沢山の審議があるので、リストの中から時間と内容で選んで、ゴー dash

地裁と高裁の裁判が同じ建物の中で隣り合って開かれていたりするので、非公開の場合などは、同じ階で別のを探して入ることもできる。

最初は、覚せい剤事件の控訴審を傍聴。他に傍聴もなく、被告は全てを否定。 ドラマや映画と違って、裁判官は、小さな声で早口に話して何を言っているのかてんで分からないことも少なくないが、これは、そのケース。発声練習とか話し方の指導を受けた方がいいよ。

次が、2年前に起きた殺人未遂事件の控訴審。 これが、凄かった。 傍聴席には、被告と被害者の家族、その他、大勢の傍聴人が次々と入ってきて。
脱法ハーブをやった被告のとんでもない事件だが、穏やかで明瞭な口調の裁判官にホッとしていると・・・声高に被告を諌め初めて、ドキッ wobbly
被害者の家族や被告人の話を間近に聴き、緊迫感あふれる雰囲気。 演劇よりもずーっと生々しくて重い人間ドラマを見てしまった。

違う裁判を傍聴していた仲間とおち合い、法務省ビルの最上階にある食堂で食事。 情報交換をして、帰宅した。

ピクルス

6月12日(水) rain cloud

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手作りラッキョウ漬けは、無事に漬かり上がり、酒のアテに 毎日食べている。 が、浅漬け好きの私にとっては、少し漬かり過ぎ。3~5日で上げればよかった…coldsweats01
残りの液を、いつものように、野菜のピクルスに利用。朝、かぶ、大根、きゅうり、カラーピーマンなどを切って入れておけば、夕方には美味しく漬かっている。

週末のイベントが終わり、一息ついている。
昨日は、イベントのチラシ作製の有償ボランティアをして、
今日は、これから、地域の保護司仲間と一緒に、地方裁判所の傍聴に行く。

子どもの貧困・虐待

今年も、9月開講の「市民活動連続講座」の企画が進んでいる。
前期4回で「虐待や貧困などで困っている子どもの支援」、後期4回で「市民活動団体の活動資金集め」。

先日、NHK「ハートネットTV」や「首都圏スペシャル」で「子どもの虐待」や「子どもの貧困」について連続放映していたが、企画とバッチリ重なっているため、見逃した仲間のために録画をダビングして、回している。
企画の意図は、「かわいそうねぇ…」で済まさず、支援していく方法を考えてほしいということ。 関心を持つ⇒実情を知る⇒支援者・団体の活動を知る⇒寄付やボランティアで活動に加わる(支援する)、そういう市民を増やしたい。

日本の子どもの貧困率は、かなり高い。一昨年受講した「貧困」講座では、「メキシコと同程度」ということだった。政府が政策でカバーできていないからだ。幼稚園から大学院まで学費無料で、親が無収入の場合には、アパートの家賃を含む生活費まで支給している国から比べると、雲泥の差。
選挙受けばかり考えるのではなく、将来、納税者となって国の財政を支えるという見地から、子ども達のケアをきちんとしていくことが必要だ。そういうことをきちんと考える政治家を選びたい。

漬けもの

6月4日(火) sun

今週末は恒例のお祭り。 区内の市民活動団体が集まって、盛大に行うもの。 ステージではバンドの演奏もあるので、この時期はいつも憂鬱 despair 20年もバンドをやっているのに、人前で演奏するのは未だに苦手。 ストレスなの。

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生協から 新生姜、らっきょう、梅 が届いた。漬ける作業があるので分散して購入したかったが、前に漬けた新生姜はなくなりかけているし、手軽にできる 洗いらっきょうの注文は、毎回ないしで。
新生姜とらっきょうは、塩振り抜きの、簡単甘酢漬けに。 お酒のお供に、甘さ控え目、サラダ感覚でシャキシャキと食べるのが好きなので。 甘さが好みに加減できるので、自分で漬けるのが一番美味しい good

梅酒は、蜂蜜 と 果実酒用の安いブランデーで。 梅を食べるのが楽しみだわ lovely
夕方、三つとも 一気に漬け込んだ。ワインを飲んだので、やたら元気だったのよね wink
生姜は冷蔵庫、あとの2瓶は、赴任で留守の次男の部屋に (北東向きなので、冷暗所)。
もう 1瓶容器を買ってあるので、らっきょうは もう一回漬けたい。

パリ・オペラ座バレエ団『天上桟敷の人々』

6月1日(土) sun cloud

マルセル・カルネ監督の映画をバレエ化したもの。 2008年、エトワールのジョゼ・マルチネスが振付、アニエスルテステュが衣裳を担当したことで話題に。 一度観たいと思っていたので、来日公演を楽しみにしていた。 S席 25,000円と高額なので、3階最後列。 上手が切れて困ったが、通路側だし後ろに誰もいないことが幸い、身を乗り出して見ていた。

東京文化センタ― 大ホールにて、13:00~15:40 (休憩25分)

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音楽:マルク・オリヴィエ・デュパン、美術:エツィオ・トフォルッティ、 照明:アンドレ・ディオ、管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー
出演:バチスト:マチュー・ガニオガランス:イザベル・シアラヴォラ、ルメートル:アレッシオ・カルボネ、ラスネール:バンジャマン・ペッシュ、ナタリー:レティシア・ピュジョル

面白かったshine 美青年のマチューは、何をやっても美しいわね lovely 衣装がステキで、特にガランスのが。 シアラヴォラが非常に美しく見えた。 音楽も分かり易くて効果的、照明はドラマチック。 映画はかなり前に観たのでざっくりとしか覚えていないけれど…モノクロに彩色して生の舞台で観ているような、臨場感あり flair

ルメートル役がライオンの着ぐるみ姿で演じるの、愛嬌たっぷり wink 幕間にホールで出し物があったり、休憩が終わる頃に舞台でマルチネス先生のレッスンあったりで、楽しい。 マルチネスはひょろ長いので、すぐ分かる。 時々ダメ出しをして、自分で踊ってみせる。 白いシャツに黒パンツ、細い黒枠のメガネが似合っていた flair

最後、ガランスが身を引いて去って行くとき、階段を下りて客席を歩き、オケピを挟んで、バチストと向き合う。 胸がしめつけられたわ、辛い別れ weep 3階席だと表情まで見えないので、感情移入がしにくいものだけれど、最後にきて、ぐっときた heart03

『女たちの武装解除』

小島慶子 著、光文社 (2012/8/18)

地域のセンターで時間があって、新刊本コーナーを物色 (よくやる)。 著者について好印象をもっているので、手にとった。 2時間半で、読了 。
題名がちょっと・・・、表紙のイラストはヘタウマであんまり・・・(なので、載せない)。 という訳で、センスが私とは相容れないけれど、予想通り 共感できる内容だった shine

VERY という雑誌に連載していたエッセイをまとめたもの。 読んだことはないが、キレイでお金のある 30代の既婚女性対象の雑誌なんだそうだ。 で、そういう人たちに向けて、「ブランド依存の生活をしているのは、子どもっぽいぞ」 と言い切り、 「他人の目を気にして武装しているの、解除していいよ」 と励まし、「子育てで落ち込むのは、みんな一緒だよ」と慰める。

既に子育てを終えている私としては、至極まっとうで、新鮮なことではない。 でも、これで救われるお母さんが大勢いるんだって(口コミ読むと、救われて泣き出す人が少なくないみたいよ)、オイオイ、その人達の親達、ちゃんと子どもを支えてあげてよ wobbly

性科学者の宋美玄さん、作家の高橋源一郎さんとの対談やヘタウマの書きおろしマンガが強烈で面白い good 小島家を訪れて、夫と息子二人にインタビューしたルポも、楽しかった shine

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