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『それは息子だった』

4月28日(日) sun

Photomovie イタリア映画祭
監督:ダニエーレ・チプリ (Daniele Ciprì)、2012年/90分

今年も「イタリア映画祭2013」に通う。 有楽町朝日ホールにて
スクリーン真ん前や脇に補助椅子が出て、盛況。
最初に監督の短い舞台挨拶、最後に質疑応答があり、これが面白かった。

【内容】パレルモ郊外に暮らす三世代6人家族のチラウロ家は、主人が廃船の鉄屑を売ることでなんとか生計を立てていた。 祖父と息子も手伝っているが働きが悪い。
ある日、マフィアの抗争に巻き込まれて、娘が死ぬ。悲嘆にくれる家族は、娘の死に政府から賠償金が出ることを知り、その申請をする。しかし、それが更なる悲劇の始まりだった。

貧しくて愚かな家族の日常が描かれて、中盤でもう、ウンザリしてきた。やっと手にしたお金の使い方がひどい。 上映前に、監督が 「これは実話だ」 と言っていたが、教育とお金が価値観や判断力を育むのだと感じたわ。

「悲劇」 と言っても、愚かで利己的、暴力的な父親の死は自業自得。最期に展開される恐怖のシナリオは、自分らの生活のために、長男を父親殺しに仕立て上げる祖母と母親 wobbly (監督 「イタリアは母系家族で ママンが強い 」)。
彼は、無実の罪で 何と・・・35年間も服役したという。 「正当防衛だから、大丈夫よ」 なんて、母親が言ってたけど、出所したら、祖父母も母親も亡くなっていて、一人きり weep

最後、語り手の中年男が当の青年だと明らかになるところで、息をのむ bearing

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