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2013年4月の記事

『来る日も来る日も』

4月29日(月祝) sun

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movie イタリア映画祭
パオロ・ヴィルズィ監督、2012年、102min.

有楽町朝日ホールにて full

私は地下道からエレベーターに乗るが、9階に映画館があることから、1階からの客は乗り切れない。連休、恐るべし despair

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movie 今日は、恋人同士の子づくり顛末をコミカルに味付けしたお話。 映画祭のポスターになっているロマンチックなコメディー。

【内容】控えめで高学歴なグイドはホテルで夜勤をし、レンタカー店に勤務する自由で奔放なアントニアはシンガーソングライターでもある (劇中歌、ステキだわ shine
対照的な二人のカップルだが、相性は抜群だ。グイドの夜勤明けに毎日愛を交わす二人は子どもを切望するが、病院での検査の結果、彼女に問題ありと出る⇒治療⇒×⇒人口受精⇒×。
アントニアは絶望と自己否定から自暴自棄となり、家出してしまう。 それを探し回るグイドが健気。アントニアが転がり込んだ先は、昔の恋人宅。 これが呆れるほどにおバカで、 迎えにきたグイドに連れられて、戻る。

子どもがいてもいなくても、一緒に暮らしていく相手はこの人だけ。それが何より大事なんだと思わせてくれる heart02

『それは息子だった』

4月28日(日) sun

Photomovie イタリア映画祭
監督:ダニエーレ・チプリ (Daniele Ciprì)、2012年/90分

今年も「イタリア映画祭2013」に通う。 有楽町朝日ホールにて
スクリーン真ん前や脇に補助椅子が出て、盛況。
最初に監督の短い舞台挨拶、最後に質疑応答があり、これが面白かった。

【内容】パレルモ郊外に暮らす三世代6人家族のチラウロ家は、主人が廃船の鉄屑を売ることでなんとか生計を立てていた。 祖父と息子も手伝っているが働きが悪い。
ある日、マフィアの抗争に巻き込まれて、娘が死ぬ。悲嘆にくれる家族は、娘の死に政府から賠償金が出ることを知り、その申請をする。しかし、それが更なる悲劇の始まりだった。

貧しくて愚かな家族の日常が描かれて、中盤でもう、ウンザリしてきた。やっと手にしたお金の使い方がひどい。 上映前に、監督が 「これは実話だ」 と言っていたが、教育とお金が価値観や判断力を育むのだと感じたわ。

「悲劇」 と言っても、愚かで利己的、暴力的な父親の死は自業自得。最期に展開される恐怖のシナリオは、自分らの生活のために、長男を父親殺しに仕立て上げる祖母と母親 wobbly (監督 「イタリアは母系家族で ママンが強い 」)。
彼は、無実の罪で 何と・・・35年間も服役したという。 「正当防衛だから、大丈夫よ」 なんて、母親が言ってたけど、出所したら、祖父母も母親も亡くなっていて、一人きり weep

最後、語り手の中年男が当の青年だと明らかになるところで、息をのむ bearing

誕生日には薔薇を

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今日は、誕生日。
夫が、花束とシャブリを買ってきてくれた lovely

映画『アンナ・カレーニナ』

4月25日(木) cloud

Photo監督:ジョー・ライト、製作総指揮:ライザ・チェイシン、原作:レオ・トルストイ、脚本:トム・ストッパード、音楽:ダリオ・マリアネッリ、振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
出演:キーラ・ナイトレイ(アンナ・カレーニナ)、ジュード・ロウ(カレーニン)、アーロン・テイラー=ジョンソン(ヴロンスキー)、ケリー・マクドナルド(ドリー)、マシュー・マクファディン(オブロンスキー)、アリシア・ヴィキャンデル(キティ)、 ドーナル・グリーソン(リョーヴィン)、2012年、130分

原作に映画、ドラマ、コミック、バレエ作品と何度も目にしているので、「また~?」 の感大だが、バレエファンのサイトで 「振付やダンサーが素晴らしい」 と書いてあったのに惹かれて。 池袋の映画館では、今日が最終日。 客の入りが良くないので、仕方ないねぇ。

eye まず、オペラ座のような劇場の舞台が現れて、幕が開く。
舞台装置が左右から現れてきて、実写と被る。 その後も度々舞台が現れ、舞台の上(実写の2階と被る)から芝居を観ているような場面も多用されていて、新鮮な演出。 世間体を保つことが優先される貴族社会は、人目を気にする劇場のような社会だということか。

キーラ・ナイトレイは好きな俳優だが、「何だ・・・コイツは」 と思わせる役柄として描かれているため、豪華な衣装を着ているのに、悪印象。美しいだけが取り柄、夫や恋人に刺々しい言葉を浴びせて 墓穴を掘る人物なので、到底、共感ができないの。
若い愛人 ヴロンスキー役は、残念ながらいま一つ趣味じゃなくて、恋に落ちるヒロインに感情移入できなかった。
そして・・・ジュード・ロウがカレーニン役て、驚きだわ wobbly 頭髪の後退と老けメイクだけど、やっぱりハンサムだよねぇ。アンナの死後、残された(彼女とヴロンスキーの)娘を引き取って育てるラストシーンには、カレーニンの寛容さと大きな愛情を感じた confident

eye アンナの兄の親友で地方の地主のリョーヴィンがキティと結婚して幸福を得るストーリーが、アンナの運命と同時進行していく。 社交界と遠く離れた田舎で、質素だが大地に根ざして家族愛に満ちた暮らしにこそ、幸福がある。そんなところか。
黄金色に輝く農地で草を刈る場面が、非常に美しい。

与える者

4月21日(日) rain

朝日新聞日曜版 GLOVE の記事より
◆アダム・グラント(ペンシルベニア大ウォートンスクール教授)の研究によると、頼みごとをされた時に、「人を助け、自分も幸せになるチャンスだ」と考えることが、成功につながる。 人助けこそ、成功のカギ。
⇒ 「 情けは人のためならず 」 と同じ意味だね wink

以下、何となく感じていたことを理論的に整理できて、よかった shine
*人間は、3種類に分かれる ①与える者:当座の利益を期待せずに人を助ける ②釣り合いをとる者:与えた分だけは返してもらうことを期待する ③奪う者:自分が利益を得ることしか考えていない

与える者 A. 成功者…自分の利益にも敏感で、人助けの選択をするー 「奪う者」 には不用意には与えない B. 失敗者…人にいいように利用されてしまう
⇒成功したいとは思っていないけれど、自己防衛の意味で、③の人をなるべく避けて、②の人とは適当に付きあい、①の人と親しくしたいと無意識に思っている。 B.になると、騙されたり詐欺にあったりして、破滅しそう。そしたら、人に親切にするどころではなくなるから。

①は 「いい人、親切な人」、①のBは、「お人好し」 と言われることがある。 相手が ③かどうかを見極めることが必要(見極めた上で、同情とかで ③に親切にするのならいいけどね)。

4つの原発事故報告書

週刊朝日の斎藤美奈子さんの書評コラムより
ー「 原発事故報告書 」 の報告書ー

事故調査委員会の報告書について、区別することができた ( 事故調って、4つもあったっけ?レベルの私 )
eye 観点 ①事故の原因は地震か/津波か ②炉心溶融に至るまでの現場の対応は ③官邸の対応の適切さ

国会事故調査委員会(委員長:黒川清)・・・津波到達時刻を厳しく検証し、全電源喪失の原因を 「地震」 と結論
民間事故調査委員会(北澤浩一)・・・官邸の動きに一定の評価を与えた
政府事故調査委員会(畑村洋太郎)・・・無難にまとめた
東電事故調査委員会(山崎雅男)・・・保身に徹した
 
 

ピザ

4月20日(土) cloud

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やることは色々あるけれど…録画してある番組を見つつ、
美味しく朝ごはん。
生活クラブの台に、新たまねぎ、粗挽きウィンナー、ルッコラを載せて
いただきまーす delicious

変えていくには

4月18日(木)

一週間前の大イベントの後処理やらまとめやらをしつつ・・・市民活動講座の仲間と、今年度の企画を進めている。
また、来月開催する男女平等の集会に向けて、今夜は本郷2丁目まで、スピーカーとの打ち合わせに出掛けた。 彼女が、そこで小宮山元厚労大臣のお話を聴く集会の準備をしていたので、そのまま、その集会に参加してきた。

成り行きとは言え、特に後援者でもないのに、20人もいない小さなスペースで、私がここに居ていいの?とは思ったが、政治の実際を聴くことができた。
*女性の地位を向上させるには、法制度の改革が必要
*要望書を政党や国会議員に手渡ししても、実効性に欠ける
*共感し、動いてくれそうな政治家は誰かを見極める。 未熟であれば、育てる覚悟で
*その人を当選させ続ける。落選しては、改革できない
*政党の中で力をもたなければ、本当に改革はできない
*政党は違っても、一つの目標で協力していくことができる議員もいる
*確実に社会を変えていくのに有効な手段をとることが大事

市民活動って、大きな視点で広く連携して有効に動くことと、足元で地道に活動していくこと、両方が必要なのだなと confident

MOA美術館

spa ベランダの露天風呂で朝湯して、朝食。 ホテルに別れを告げて、帰宅の途に就いた。

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途中、熱海のMOA美術館に寄って、新聞で紹介されていた 「 湯女図 ( ゆなず) 」 を見ることにした。

ところで・・・土肥からナビに従って行く道程が、とんでもなかった wobbly 人里張られて猪が出てきそうな曲がりくねった狭い県道 ( 本当にこの道でいいの~sign02  ) を越えて、 熱海に着いてからは 急な狭い坂道の連続にヒヤヒヤ bearing
海を見下ろす眺めはいいけど、なんちゅうとこに建てたんだって
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他に、当時の風俗画、それから、尾形光琳作の紅白梅図屏風やモネの睡蓮も観た。

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これが、金ピカの 「 黄金の茶室
豊臣秀吉が天正14年、京都御所に黄金の座敷を運び、自ら茶を点じて正親町天皇に献じたと言われているものを復元。 本物同様、組立式。

F1010299ここの レストラン桃山で、昼食。 有機野菜と桜エビのかき揚げ、国産のそば粉を使った天ざるそば。

『女子刑務所 知られざる世界』

4月16日(水) cloud

Photo_2温泉と観光の合間に、読書 wink
保護司をしているので、刑務所の様子は担当した 「元収容者」 から聞くことがある。 この本を雑誌で紹介していたのが目にとまり、購入。
届いた時、たまたま夕食にきていた息子 T が 「 なに、これ~ 」 と驚いていた coldsweats01

外山 ひとみ 著、中央公論新社 (2013/1/24)

刑務所を24年にわたって取材し続けている著者が、120点以上の写真と文章で伝えるルポ。
子をあやめた受刑者や覚せい剤の常習者、少年院で職業訓練に励む子、死刑執行をせざるを得ない刑務官などに聴き取りをした、臨場感溢れるエピソードが胸に迫ってくる。
さらに、子育て中のママ刑務官や ( 仮釈放者を受け入れる ) 更生保護施設を運営する夫婦、元受刑者を多数雇い入れる協力雇用主やベテラン保護司の活動も紹介してくれている。

取材の結果、刑務所の問題点から死刑制度まで、著者が考えたことを記す 「 ひとみの瞳 」 というコラムは、統計の数字も出して説得力がある。

土肥金山跡

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ホテル近くの金山跡を見学。

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土肥にはかつて金山があり、坑道に入ることができる。 当時の様子が人形と音声で説明され、途中から天井が低くなるし地下水が湧き出ているしで、臨場感あふれる行程だった。

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ギネスブックに登録されている世界一の大金塊(250kg)を触ることができる。

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今日の前菜。 オレンジの上に合鴨ロース煮のスライスがのっているサラダ。 少しずつなのが、うれしい lovely

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「駿河湾の宝石箱」と称する豪華なお刺身(これで二人前)。 手前が鮑、向こうがてなが海老と伊勢海老。美味しかった shine
この後、さわらの春巻き焼き、牛ロースステーキと続き、食べきれない・・・。 角煮ちまきは夫に食べてもらった。 デザートまで残さずにきれいにいただき、ごちそうさま shine
ホテルの前にあるスポット。ベランダから見える。

mobilephone息子 R と電話で話していたら、恋人岬旅人岬 を知っていると sign02 かなりローカルなスポットかと思っていたが…友達とドライブで来たことがあるんだって。
へぇ~ wink

黄金崎クリスタルパーク

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時間があったので、ホテルに帰る途中にある黄金崎クリスタルパークへ。 西伊豆町宇久須(賀茂村)は、ガラスの主原料でもある 珪石 の採掘が行われていたことで、この施設が作られたとのこと。

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美術館に入った。 モダンな外観 shine

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これが、中。 美しい作品が並んで、眼福 lovely 中央の柱の上に載っている作品がゆっくり回転していて、天井から差し込む太陽光に反射して壁に映る影が、これまた美しいの flair

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その他、大がかりな万華鏡の部屋もあり、予想以上に楽しめた。

堂ヶ島

4月16日(火) sun

今日は、堂ヶ島まで足をのば、遊覧船で 洞窟めぐり をした。
昨日まで10日ほどは、波が荒くて出航できなかったそうだ。

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船は思いのほか大きく揺れて、「 酔い止め薬を飲んできて、良かった~」 despair

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富士山の噴火で隆起した島々が松島のよう。 狭い洞窟を潜り抜けるのは、結構スリリング
shock

F1010276この 天窓洞(てんそうどう)は、波に浸食された 「海食洞
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地上からかなりの階段を上っていく遊歩道で、上から見ると、こんな感じ。

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昼食は、乗り場近くのお寿司屋さん。 地魚を使うというので、夫が決定
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夫は特上にぎり、私は海鮮ちらし。
若い店主のご夫婦と話しているうちに、東京の大学に通う娘さんがいることがわかった(20歳で結婚したって、どうりで)。
地元の観光情報も沢山お聞きして、楽しい食事だった shine

星空を見ながら

夜中に目が覚めて、ベランダに出た。
波の音を聞きながら、露天風呂に入る。
星空を見ながら ワインを飲んで・・・極楽だわ full

夕食

F1010267お部屋のコーヒーが凄い sign02 種類がいっぱいあるけど、文字が小さくて読めない。 輸入品だそうで、スタッフに聞いても 「 外国語で読めないので、説明できない 」
泡立ちがよく、抜群に美味しい good ストレートでいただいた。

F1010269夕食は、水平線に太陽が沈むのを眺めながら、いただく。 これは、前菜。

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鮑の踊り焼き。 地酒をいただきながら、海老のグラタンやミートローフも。 自家菜園で収穫する野菜が自慢だそうで wink
地酒をいただいていたので、洋食は・・・合わなかったな。

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デザート。 バニラアイスとフランボアーズのタルト。

どれも少量で、残すこともなくいただけて、良かったflair

露天風呂つきの部屋

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チェックインには早いので、名所に行こうと、夫に連れていかれたのが、ここ。
はぁ? 夫婦が来るところじゃないでしょ gawk

Photospa 宿は、駿河湾に面したこじんまりしたホテル。 何と、各部屋に露天風呂がついている
お値段も結構高いのに、3階の部屋までは階段しかない wobbly  このバリアフリーのご時世に・・・何を考えているのか。

エステルームに、夫婦で予約。 夫は背中を中心にアロマオイルマッサージ。「腰痛なんだから、あなたは骨盤矯正でしょう」 と 夫に言われて、私は荒療治を受けた bearing
夫はそのうち居眠りし、私は・・・寝れませんって、痛くて。
肩も首も、お尻まで 「 こってますねぇ 」

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ホテルの向かい側には、旅人岬。

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「 家族 」 と題した こんなのも。 脇のベンチに座ると、海風が気持ちいい shine

わさび味のソフトクリーム

4月15日(月) sun

spa 夫の退職記念に、土肥温泉へ。 「 とい 」 って読むのね。 宿は、小土肥にあって、これは 「 おどい 」 と読む。 なるほど・・・confident

F1010259途中、伊豆の国市というところにある 苺プラザ で昼食。

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地元、狩野川で獲れた カニの手打ちうどんと、タコ入りのかき揚げ。

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窓から見える景色も素晴らしい lovely

F1010262食後には、わさび味のソフトクリーム。 ピリッと辛くて、予想外に上手かった good 県産の苺味もある。 で、わさびと苺をPRしたいのはわかるが、それらのミックス味は・・・どんなもんだろう wobbly

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猪まん、しらすまん・・・珍味に好奇心があったけれど、お腹いっぱい coldsweats01

苺大福屋と手焼きせんべい屋も併設。 なかなか楽しい場所だった。

男女共同参画寄席

4月14日(日) sun

北とぴあ15階 ペガサスホールにて、14~15:00
出演:八代目 三升家小勝(区内在住)、三遊亭歌る多(女性初の真打ち)

ポスターと立て看板に満員御礼のシールを貼ることができて、ホッとした wink 同じ建物の2階でも同時刻に落語が開演していて (下調べが必要だと学習した) 実は、心配していたのだ。 早くから計画的に宣伝もした。

diamond 小勝師匠は、仲間と同じマンションというご縁で、ご出演いただくことができた。 お仲間の歌る多師匠もお連れいただいて、男女共同参画寄席となった。
小勝師匠の刑務所慰問のエピソードや酔っ払い亭主の噺で、円熟味をたっぷり堪能。 師匠には、座布団にはんてん、めくりまで貸していただき、感謝 shine

歌る多師匠はお弟子さんの 美るくさん も連れてこられて、とても人柄の良さそうな噺家さん。 未熟な噺も可愛いものだと、珍しく思った(練習台にされるのは・・・ね)。
歌る多師匠は、笛や太鼓、鉦の音など、お囃子を実に見事に演じられて、拍手喝采 good 最後に、たくさんの扇子を使って升の上で踊る 「松づくし」 を披露。 華やかだった lovely

松づくし:江戸端唄。 一本目には池の松、二本目には庭の松、三本目には下がり松、四本目には志賀の松 、五本目には五葉の松、六つ目には昔の高砂や、尾上の松や、曽根の松 、七本目には姫の松、八本目には浜の松、 九つ 小松上並べ、十で豊久野伊勢の松… と続く数え歌。

『災害時・復興支援における男女共同参画センターと市民の役割』

4月13日(土) sun

14:00~16:00、北とぴあ15階  ペガサスホールにて
講師:瀬山 紀子さん(With Youさいたま コーディネーター)
聞き手:小澤 浩子さん(赤羽消防団副団長・消防大学校講師)

埼玉県男女共同参画推進センター(With Youさいたま)は、東日本大震災後、東北から近隣施設に避難してきた方への支援、ボランティアへの協力を行った。今も県内に5,000人以上の避難者が暮らしている中、センターでは、ボランティアとの連携で、「さいがい・つながりカフェ」を県内数か所で定期開催する支援を継続中。
それらの体験談を伺いながら、センターと私たち市民が果たすべき役割・連携について、お話をしていただいた。

*埼玉県は、人口約700万人。瀬山さんは 県のセンターである With Youさいたま に勤務している。県内の市町村の男女平等担当職員の研修などを行っている

*県が震災時(3月16日から)避難者を受け入れを決定して発表した時、センターが業務として何かを担うことは決まっていなかった。勤務する職員は年度末業務で多忙であるため、消極的でもあった。
受け入れ施設であるスーパーアリーナから徒歩5分の距離なのだから、まず現地の状況を見てくるように所長に助言し、積極的に「できることをしよう」という雰囲気を作った

*アリーナでは、天井の落下が懸念されることから、避難所は5階までの廊下のみ。そこに3,000人近い被災者がいた

*県庁では、住宅整備課の職員が担当。即日、ボランティアがネットワークして、居住者の所在がわかるよう、地図を作り、居住地検索ができるようになった

*アリーナが閉鎖されて見送りながら、「彼らの避難はまだ続く。自分達のボランティアもこれで終わりにしてはいけない」と、「さいがい・つながりカフェ」を立ち上げた
「被災者が情報を得てほっとできる、灯台のような場所をつくりたい」という市民からの強い要望。実行委員会は、個人と With Youさいたま(会場、人の提供、広報の協力)

*「さいがい・つながりカフェ」は、2011年9月から月2回開催、その後、加須市、羽生市、新座市、春日部市などにも広がった

*最初は、情報のアンテナを高い人がキャッチして、参加。PRしていく中で、避難者が多数参加するようになった。口コミで参加者が広がる

*ボランティアも増えた

*男女共同参画は、市民と行政の協働がキーワード
 男女共同参画は、住民の課題。住民のニーズを住民自身が形成していくことが必要
 行政側からのアクションだけではなく、市民の側からのアクションが重要

*女性も男性も、高齢者も子どもも、障害がある人もない人も、外国籍の人も、セクシャルマイノリティの人にとっても住みやすい、よりよい地域をつくること。
 それが防災・減災にもつながっていく
 

イベントに向けて

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今週土曜日の定期総会に向けて、そして、それに続けて日曜日までの2日間開催するイベントに向けて、準備に追われている。

おかげさまで、寄席の前売り券の売れ行きは、好調。

団体の予算を使って「無料」で用意する手話通訳や保育の利用もあり、あとは、講演会により多くの方が参加して下さることを願っている。

『 凍花 』

4月3日(水) rain
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怖いもの見たさに、中古本の値が下がるのを待って購入。 驚愕の展開に止まらなくなり、1日で読み切った。

斉木 香津 著、双葉社 (2010/10/6)

【 内容 】 三姉妹の長女が、次女を殺した。長女は自首し収監されるが、面会は断り心情は誰にもわからない。今まで当たり前にいた2人の姉を失った私(三女)はある日、長女の日記を見つける。優秀で美しく、控え目だった姉が書いたとは思えない内容に驚愕し、知らないままでいたほうが良かったと後悔する。

長女の日記を少し読んだだけで 自分が知っている姉とは別人だったことにショックを受け、三女は姉について、そして殺人について 理解することを止めて、姉と距離を置くことにする。
が、長姉の元同級生と三女の恋人、この二人の男性が客観的なアドばイスをくれて、三女は日記をきちんと読むことで、長姉の苦しみを理解し、事件の原因を想像する。
やっと謎解きができたと思ったら、両親はそれを知りながら三女にそれを隠していたことが発覚。しかも、それは、三女を守るためだった。って、なに sign02 ドキドキしちゃうじゃないの bearing

驚愕の真実⇒刺激的な展開⇒穏やかな収束。 そう極端な設定でもなく、起伏があって、面白かった shine
長女は、コミュニケーション能力に欠けていたことで、かなり悩んでいたの。
外見が良くて優秀で謙虚できちんとしていて、卒がない子どもだったら、そりゃあ 親は自慢だろうけど、だからってそれを期待し続けちゃいかん。

で、この三姉妹。 同性の親しい友人がいない。 主人公(三女)の相談相手も男性。
両親にも親しい友人がいない。 だから、家族だけで問題を抱えちゃう。
家族とはいえ、「親しき仲にも礼儀あり」「兄弟姉妹は他人の始まり」とも言う。 特に三兄弟や三姉妹って、結構難しい関係。 誰かが我慢し続ける、誰かが甘えっぱなしと、役割が固定し易いのね。 

『どうせ死ぬなら「がん」がいい 』

4月1日(月) cloud

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近藤 誠・中村仁一 著、宝島社 (2012/10/9)

 中村さんの著作は 『 大往生したけりゃ医療とかかわるな 』 (幻冬舎新書) も読んでいます。
なるほど~な内容でした。

*がんは、大抵は最期まで意識はしっかりしているから、しっかり身辺整理ができるし、親しい人にお礼とお別れも言える

*日本人のがんの9割を占める固形がん(胃がん、肝臓がん、大腸がん、乳がん)には、抗がん剤はきかない。殆どの抗がん剤治療には、副作用と縮命効果しかない

*がんではなく、治療・手術で痛む

*昔の「老衰死」の大部分は癌だった

*医者も薄々分かっているが、飯のタネが無くなるから がんの治療をすすめる

*医療は恫喝産業。不安をあおって患者を増やす

*日本人は、治療しないことに耐えられない

*病院に寄りつかない人が長生きする

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