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『それでも、家族は続く―カウンセリングの現場で考えるー』

1月25日(金) sun

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もうとっくに読み終えていたのだが、まとめる時間が無くて今日になった。

著者:信田 さよ子 ( 臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長 )、エヌティティ出版 (2012/5/31)

clip 印象に残った文章を抜書きする

*子どもの問題が長期化していく最大の要因は、父親達の無理解や無関心にあると言いたい。父親がカウンセリングの場に来て、子どものために妻と協力体制を築いていく場合、殆どが解決する

*父親は、自らの権力性を深く自覚する必要がある。男性は自らの腕力のもつ危険性とその破壊力を自覚して、厳しく制御すべきなのだ。女性も子どもを産んだとたんに、母親としての権力性を自覚すべきだろう

*子どもが安心して楽しくいられる家族こそ望ましい家族である。子ども中心の家族こそ権力を極小化した家族に違いない

*機会の多さ、自由裁量度の高い経済力、社会の許容度、被るリスク、そのいずれをとっても、不倫は男性(夫)優位である

*アルコール依存症の父親、支える妻(共依存)、その子(ACアダルト・チルドレン)。ベトナム帰還兵の多くがアルコールや薬物に依存し、医療費抑制もあり、治療にソーシャルワーカーや臨床心理士などの援助者も加わって、この家族が抱える問題が明らかになった。

*酔った父親は何も責任をとらず、母親が尻拭いをする。かの女を支えるのは、子ども。責任意識の強さは、子ども⇒母⇒父。過剰な責任を負い、母親にケアを与え続けることが、アルコール家族における子どもの生存戦略なのだ。

最後の 「スライム母と墓守娘」 …上野千鶴子との対談が、面白い wink
死ぬまで娘に執着する母親を、著者は スライム、 『ナウシカ』 の王蟲(オーム)、『もののけ姫』 のだいだらぼっち と例えるのが、スゴイわ sweat01

 

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