« 災害ボランティアセンターについて考える | トップページ | 暗くなるなぁ »

明治失業忍法帖― じゃじゃ馬主君とリストラ忍者 ―

12月15日(土) cloud rain

Photo杉山 小弥花 著、秋田書店

これ、気に入って読んでいるシリーズ。 第3巻まで出ている。 新聞の書評を読んで第1巻を買ってから、次も読むかどうか、実はしばらく迷っていた。

内容は大変いいのだが、絵が下手。 台詞のセンスが良くて、欄外の独り言にも大爆笑するものの、文字が多くて、絵と小さい文字で 画面がいっぱい、余白が少ないのが読みにくく…。 私の好みは、例えば、よしなが ふみ lovely 技術も、画面構成も、文句なし。
が、どうしても続きが知りたくて、それらの弱点には目をつぶることにした。

【内容】 時は、明治維新の少し後、武術・勉学と、好奇心いっぱいの商家の娘、菊乃。 しかし、親からは 「 早く嫁に行け 」 と言われて、やっとの思いで通う道場や私塾では、男どもに疎まれて、周囲からは 鬼小町 と名指しされて苦労している。 それでも、女子には閉ざされた世界をどうしても知りたいと、重い扉を無理やり開けて、進んでいく。
一方、幕府が倒れて失業した忍者、清十郎。 縁があって菊野と婚約…と見せかけて主従の関係を結ぶ。 婚約によって 押し寄せる縁談から菊乃を救い、彼女の周りで起こる事件から 何度も彼女を救うことになる。 忍者なので、普通の男とはかなり違う 変人。

「 女のくせに 」 と謗られながら 自分の道を切り拓いていく 菊乃が健気で、ガンバレ~sign01 と声援を送りたくなるし、直参だった忍者の生活が面白い。 そして、二人の関係の進展に、ワクワク。 また、維新後の世情がよくわかり、歴史ものとしても大変面白い。

第3巻で、菊乃は やっとのことで女子師範大学 ( 現お茶の水女子大 ) の第1期生となり、寮生活を送っている。 長州弁や会津弁の同級生の対立も 時代背景を映して、面白い。 今後も読み続けていくだろう wink

« 災害ボランティアセンターについて考える | トップページ | 暗くなるなぁ »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1178763/48354163

この記事へのトラックバック一覧です: 明治失業忍法帖― じゃじゃ馬主君とリストラ忍者 ―:

« 災害ボランティアセンターについて考える | トップページ | 暗くなるなぁ »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ