飛鳥山薪能
10月12日(金)
劇場仲間を誘って、薪能を観た。
夏は暑いし蚊もいるし、屋外で観るにはちょうどいい季節かと思ったが、風が冷たいせいか どんどん冷えてきて、終演後は 今季最初の フグのヒレ酒 となった。
飛鳥山能舞台にて、19:00~21:10
主催:飛鳥山薪能実行委員会、共催:北区、(公財)北区文化振興財団
お祓い:王子神社神主
*仕舞 「融」 山科彌右衛門
*狂言 「墨塗」 野村万作、野村萬斎、深田博治
*能 「石橋」 観世芳伸、上田公威 他
公園にパイプ椅子を並べたり舞台を整えたり、公演の準備に随分時間と労力を費やしただろう…ボランティアの方々に敬意を表したい。
高額なSS席も含めて 1200席完売したそうで、この辺りに能好きががそんなにいたのかと驚いたが、地元の商店やロータリークラブ、青年会議所も後援しているので、大きなネットワークの賜物か。
主催・共催者の挨拶の後、解説が20分もあった。 チラシや当日配布のプログラムを読めば大体のことが分かるし、どんどん冷えてくる中で、最初の30分抜きでプログラムを進めてもらえれば良かったというのが、仲間全員の感想
「石橋」では、2人ペアになった赤獅子の動きが揃っているのに、もう一方の白獅子・赤獅子ペアが ずれて動くのが目立って、残念だった。
前方の観客の背中を大きな カマキリ が歩いていったり、虫の音が響いたりするのが楽しかったし、路面電車の音の大きさを改めて感じたりと、屋外での公演を楽しんだ
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