怪談『牡丹燈籠』
9月7日(金)
鑑賞会例会、18:30~20 :30(含休憩)、赤羽会館にて、人形劇団プーク
原作:三遊亭圓朝、脚色:川尻泰司、演出:井上幸子、人形美術:若林由美子、装置:朝倉摂
三遊亭圓朝が中国明代の小説から 落語の演目に翻案、「 四谷怪談 」「 番町皿屋敷 」 と並び、日本三大怪談と称せられる。 長編人情噺の形をとっていて、この作品を得意とした六代目三遊亭圓生は、旗本の娘 お露 と浪人 新三郎 の出会いを「お露新三郎」、お露の亡魂が新三郎にとりつく部分を「お札はがし」、下男伴蔵の悪事の部分を「お峰殺し」「関口屋のゆすり」に分けて演じていたという。
原作は中国ということで、カランコロン・・・と下駄の音を響かせて幽霊が来る。
この作品では、伴蔵が浮気をして、邪魔になった女房お峰を殺すところまで。 三遊亭圓生が あの世からやってきて語り手を務めるという趣向が、面白い。 「 お露新三郎 」 の部分しか知らなかったので、100両欲しさに新三郎を幽霊に売り渡した伴蔵夫婦のその後については、初見。
皆さん、台詞回しが、すーっごく上手で、人形遣いをしながら よくもまぁ・・・と驚く 人形が独特で、新三郎がイケメンかどうか、よくわからない
あと、猫が3匹出てきて、どれも可愛い 怪談ではあるが、猫や馬の鳴き声や仕草で 会場が和んでいた。
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