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音楽劇『詩人の恋』

9月6日(火) cloud rain

演劇鑑賞会の担当で、近隣の劇場に下見に行った

18:30~20:45、板橋文化会館にて

Photo_2加藤健一事務所、作:ジョン・マランス、訳:小田島信志、訳詩:岩谷時子、演出:久世龍之介

出演:加藤健一、畠中洋

2003年初演から、4回目。本多劇場で1週間公演するほか、8月末から12月初めまで、岩手・宮城・福島などの被災地を含む 40か所を全国ツアーする。

詩人の恋 』( Dichterliebe ) は、ハイネの詩と シューマン作曲の連作歌曲。 第1曲から第6曲までは愛の喜びを、第7曲から第14曲までは失恋の悲しみを、最後の2曲はその苦しみを振り返って歌っていると考えられている。 「 詩人 」 が恋をする話ではない sweat01

内容 】 登場するのは、二人だけ。 スランプに陥っている 天才ピアニスト、スティーブンと、飲んだくれの 老ボイストレーナー、カシュガン。 舞台は、1980年代の ウィーンで、高名な大学教授の指導を受けるためにアメリカからやってきた スティーブンは、「 自分の指導を受ける前に、マシュガン教授から声楽のレッスンを受けるように 」 と、指示される。

「 何で、歌を学ぶ必要があるのか 」 と不満タラタラで、カシュガンの下手なピアノ伴奏にも文句をつけるスティーブンだが、次第にうちとけ、スティーブンは ピアノ演奏の楽しさを取り戻していく。 二人の掛け合いが、とっても可笑しい happy01

中盤、彼がミュンヒェン郊外のダッハウ収容所所跡を訪ねた話を教授にしたことから、教授もユダヤ人で、収容所経験で苦しんでいることが明らかになっていく。 深い内容だわ weep

notes 劇中では、『 詩人の 恋 』 から何曲かが教材として歌われ、観客も教授の授業を受けているような気になる。 曲の解釈を理解すると名曲に思えるから、不思議 wink 畠中さんはミュージカル俳優さんで、下手くそに歌うのが、とっても上手。 かとけんは、初演の時から10年、ボイストレーニングを受けているそうで、元声楽家役に近づいている ( ? )  

教授の言語の一部と歌曲の歌詞は、ドイツ語。 歌を自分のものにするため、スティーブンが英語に訳して歌うのが、日本語。 変な感じ・・・。 翻訳劇って、こういうのがめんどっちい despair

eye 作者は音楽の素養があり、1978からウィーンで声楽の勉強をした経験が土台になっているらしい。 私は30年前、ドイツに滞在したりウィーンに旅したので、同じ頃。 劇中で出ている町や川、教会の名で、当時のことが眼前に広がってきて、懐かしかった shine

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