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『 天皇はなぜ万世一系なのか 』

2月13日(日) sun

Photo本郷 和人 著、文春新書 (2010/11)

タイトルから、天皇家の世襲についての本かと思ってかったら・・・ ( 多分、編集者の戦略か )、中世からの貴族・武士の出世争いについて、世襲や身分制度、中国の科挙との対比などの歴史が、学校の授業のようにメリハリなく進む sleepy

私の興味は、「 で、それが、現在の社会にどう影響しているのか 」 なので、面白いとは言えなかった。 が、ここにメモしておきたい箇所は、ある ( =読んだ価値はあった flair )

*親から地盤・看板・看板・カバンを受け継いだ二世・三世議員が、世の中の害悪は公務員だ と訴えている。 そんなに公務員が羨ましければ、公務員になればいい。 世襲議員にはなれないけれど、努力すれば公務員になる道はある。

公務員批判 は盛り上がるけど、世襲批判 はそれほどでもない。 歴史学から言及すれば、世襲の大親分、天皇 がいらっしゃるからだ。 しかも、ものすごく高い支持率を誇っている。

明治維新は特異だった: 明治の元勲たちは、子どものために財産は残しても、政治的なえこひいきをしていない。 大臣になるとか、跡取りの将来に便宜を図るような振る舞いはしていない。 富国強兵・文明開化をしなければ、日本は植民地になってしまう。 世襲は否定され、才能の重視が実現した。

*明治の元勲に大きな影響を与えた 吉田松陰 は、 「 日本では、天下は天皇一人の天下である。 もし暴虐の天皇が出現しても、その方を討つようなことは、中国にはあっても ( 徳の無い天皇は討伐しても良しとする 「 易姓革命」 )、日本にあってはならない。 民はひれ伏して改心を祈るだけで、殺されても、最後の一人までただ祈り続けるのだ。 」 → 恐ろしい論理ですなぁ・・・ wobbly

結果 としての 男系天皇:女性の天皇が存在した古代貴族社会は、招婿婚 ( 妻問婚:男性が女性のもとに通い、子どもは女性の一族に育てられ、財産を相続する ) だった。 皇女は一般の男性と交わることで 聖性 が侵害されるとされて、あまり結婚しなかった。 皇子は一般女性と交わっても問題ないとされたので、たまたま、結果として 男系天皇になった

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