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『 銀の滴降る降るまわりに ~ 首里1945 ~ 』

12月15日(水) sun

Photo東京芸術劇場 小ホール2にて、2時間 25分 ( 休憩15分含む)

xmas 予定外の観劇なのだが・・・地域の劇団を応援する意味で、仲間と。

作:杉浦久幸、演出:黒岩 亮、出演:沖永正志、白幡大介、佐々木 愛、阿部 勉、米山 実 他

主人公は、日本軍に徴兵されたアイヌの青年。 タイトルは、知里幸恵 編訳 『 アイヌ神謡集 』 の中の 「 梟の神の自ら歌った謡 」、 「 銀の滴 降る降る まわり 金の滴 降る降る まわりに」 から。 知里幸恵 の生涯を描いた作品のタイトルにも、これは使われている ( 『 銀の滴 降る降るまわりに 』 藤本 英夫著、草風館、1991/06)

内容】 舞台は、沖縄の炊事場。 アイヌの青年を含む炊事兵達は、極寒の満州から 灼熱の沖縄に配属され、不平を言っている。 地域の区長宅を接収して、80人分の食事を作るのが仕事だが、見慣れぬ野菜に怒ったり、爆撃で食糧倉庫を失い、食糧品を略奪したりで、もう大変 wobbly

食事を食べる兵隊からは、武器をもたない 「 クズ 」 と謗られ、仲間内では アイヌと沖縄の青年を 「 二流国民 」 と差別する。差別意識って、ホント、醜い bearing 知的で穏やかな隊長をバカにして、住民を虐げ、暴力で部下を支配する粗野な軍曹。 予想通り、暗くてウンザリする話だが、反面、リアリティはあるのよね confident

仲間に差別されながらも、誇り高い琉球人と 卑屈になっているアイヌの青年。 彼らが 大喧嘩するうちに 友情が芽生えていくのが、感動的 flair どんな役でもこなす 佐々木 愛 が、沖縄のおばぁ を達者に演じて、さすがだわ shine

怒鳴ったり殴ったりと目を背けたくなる軍隊の現場はしかし、軍曹以外の皆が心を一つに、残った小麦粉と油で サーターアンダギーを作るクライマックスで、中和されるように感じた heart02

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