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2010年夏席 特別公演 『 憲法寄席 』

7月28日(水) sun

9月に 神田香織さんに 講談と講演をお願いしているので、 「 哀しみの母子像 」 を 仲間と下見に行ってきた。

なかの芸能小劇場にて、主催:「 憲法寄席 」 創作集団 ( 2007年 5月の国民投票法強行採決に反対し、演劇、音楽、文学や労働者の文化活動の分野で長年活動してきた仲間が中心となって、結成 )

この催しは 今年で3回目だというが、神田さん以外のプログラムについては・・・ wobbly 神田さんに行き着くまでの 1時間半、かなり辛かった despair  主張の合う仲間で盛り上がるのが主旨だとしたら、私が場違いだったのだろう。 台本の内容が素晴らしくても、芸がついてこないのは、私の範疇外。 噛み噛みの講談は、勘弁してほしい wobbly

講談 『 哀しみの母子像 』 作・出演:講談師 神田香織

社会派オリジナル台本作者である神田さんが 昨年春に発表した作品。 横浜の 港の見える丘公園に建てられている 『 愛の母子像 』 を題材にしたもの。 記憶から薄れていく 1977年9月の 米軍ジェット機墜落事故、母子 3人の命を奪った事件の一部始終が蘇る。

遺族から 「 娘と孫のことを 講談にしてほしい 」 と 言われたのが、作品のきっかけだそうだ。 生々しい描写による 「 語り 」 の ドキュメンタリー の悲惨さは 想像力を刺激し、記事を読むよりも 強烈に記憶に焼き付きそう thunder

米軍からの依頼で墜落現場に駆けつけた自衛隊のヘリコプターが、大火傷を負った 瀕死の国民を置き去りにして、パラシュートで脱出した 軽傷の米軍パイロット ( 足をくじいた程度 ) だけを搬送したという事実 annoy

病院に見舞いに来た防衛庁長官が 「 国の平和と安全のために、犠牲になられた 」 と言ったのに、「 国民の平和と安全を脅かして、何だ 」 と 憤る父。 激痛を伴う治療と手術に耐えるも、息子達を亡くした心的外傷に 追い詰められていく、若い母親 crying

「 国の無策によって、大勢の被害者が生み出されていく 」 という現実を変えたい、そう思わせるものだった。

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