« 邦楽ライブ | トップページ | 矢野顕子 2010「ここが音楽堂!」弾き語りツアー »

伊藤千尋さんの講演会

ライブが終わり、ロビーで 持参した オニギリ(15穀米、辛子明太子を入れて、大葉と海苔でくるんだの)を食べて、用事を 2件済まし、午後からは 北区母親連絡会主催の講演会へ dash タイトルは、

世界からみた憲法9条~世界68カ国を取材して~

朝日新聞や「週刊金曜日」で よく目にする記事を書かれる 伊藤千尋さんのお話って、どんなだろう? と 興味津々だったが、穏やかでユーモアのあるお話の中で、時に語調を強くして メリハリのある語り口。 ご自身が取材されたことなので 臨場感たっぷりだし、知的で情熱的なお人柄を感じることができて、期待通り。 用事をかきわけてでも参加して、大正解だった shineshineshine

spade まずは、68番目に取材した アイスランドの話。 先日の 火山の爆発で話題になった国だが、原発はない。 火山の熱を利用した 地熱発電水力発電だけなのだということに、驚く。 日本は、温泉で 原発 20基分の地熱発電が可能で その技術もあるっていうのに、どんな思惑があって 危険な原発を続けてるの

diamond 次は、憲法 9条のお話。 沖縄 読谷村役場の入り口に建つ、憲法9条の記念碑。 そして、アフリカ大陸沖のスペイン領 カナリア諸島にある「広島長崎公園」に建つ記念碑。 白いタイル地に青字で記された 憲法 9条のスペイン語訳文が 太陽の日ざしに映えて、美しいそうだ flair

club 露天で憲法を買う ベネズエラのおばちゃんの話など、憲法を生活に活かす国々での体験などから、日本では 憲法が生活からいかに遠いかを感じると。

コスタリカでは、小学校の入学式で 校長先生が「国の代理人」として、子ども達に「あなた達には、愛される権利がある。 もしも愛されていないと感じたら、どうしたらいいか」と、説明するそうだ。 小学生に 国を訴える権利をも きちんと伝え、その訴えを受理し、訴訟に対応できるだけの公務員の数を確保する。 軍隊を廃止したことで、軍備に使うお金を教育や人権に回す思い切った予算配分をすれば、可能だという証明だ。

借金まみれの日本が「思いやり予算」というヘンテコなものをなくすことさえ、どうしてできないのか。 そして、「自分の頭で考える市民を育てるのが、教育」だという発想がない(あるいは、政府の言うことを 従順にきく国民を育てたい?)から、憲法も法律も難解な表現にして 国民から遠ざけているのでは? 「事業仕分け」はまず、軍備・防衛費の削減や廃止から手をつけて然るべきだ。

spade 国民の要望で 米軍基地をなくした フィリピン。 市民活動の広がりで「外国軍の基地を置かない」と 憲法改正をし、米軍基地を追い出した ニカラグア。 基地を無くすのは、理想論じゃない。

diamond 9.11事件前日に アメリカに赴任し、取材されたお話にも 感銘を受けた。 一気に愛国主義一色になったアメリカで、議会でたった一人、「憲法に沿って冷静に判断」した」結果、大統領の権限を広げる(戦争を開始できる)という改正案に反対した バーバラ・リー議員へのインタビュー。 満場一致の状況で、一人で異を唱える勇気が、素晴らしい。 また、金大中さんの遺言「行動する良心たれ」は、難しいけれど、目指したい。

平和は、国家でなく、個人から語ろう :「国のために、国民が多少犠牲になってもいい」という発想ではなく、一人ひとりの国民が人権を尊重されて平和に暮らせる体制を 国がとるべきなのだ。 「人は 誰も愛される権利がある」を前提とする国だから、コスタリカは 大量の難民を受け入れる。 自国だけでなく、隣国の平和にも尽力することが、その地域全体の平和をもたらしている。

« 邦楽ライブ | トップページ | 矢野顕子 2010「ここが音楽堂!」弾き語りツアー »

市民活動」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1178763/34377114

この記事へのトラックバック一覧です: 伊藤千尋さんの講演会:

« 邦楽ライブ | トップページ | 矢野顕子 2010「ここが音楽堂!」弾き語りツアー »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ