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花はどこへいった

11月24日(火)

tv 深夜、NHKBSで『世紀を刻んだ歌 花はどこへいった ~静かなる祈りの反戦歌~』を見た。 2000年に放送された番組の 再放送だった。

notes Where have all the flowers gone

1.花はどこへいった 時は過ぎて とても昔 娘たちが摘んでいった

2.恋人達はどこへいった 兵士になって戦場へ行った

3.兵士たちはどうしたのだろう みんな戦場に消えて行った

4.戦場はどうしたのだろう それは花畑になった

5.花はどこへ行った 娘たちが摘んでいった

※人々はいつその過ちに気づくのか(間に挿入される)

1960年代、世界的にヒットした フォークソング『花はどこへいった』。 当時 子どもだった私は、後になって この曲を「ベトナム反戦歌」として知る訳だが、この歌についてのエピソードが、とても印象深かった heart01

① ロシアのノーベル賞作家 ショーロホフが ロシア革命後の内戦時代を描いた 『静かなるドン』に「コサックの古い子守唄」を書いた ― あしの葉はどこへいった 少女たちが刈り取った 少女たちはどこへいった 少女たちは嫁いでいった どんな男に嫁いでいった ドン川のコサックに そのコサックたちはどこへいった 戦争へいった

② それに触発されて、アメリカのフォークシンガー、ピート・シーガーが、1955年、曲を作った。

③ その後、ジョー・ヒッカーソンが 「仲間と歌うのに、短すぎるから(と、インタビューに答えていた)4番と5番の歌詞を書き加え「反戦歌」としての色合いが濃くなり、

④ ベトナム戦争の現場で 若い兵士たちが歌い、「反戦歌」として知られるようになった。

【後日談】ピート・シーガーモスクワでコンサートを開く時、ショーロホフに楽譜を添えて手紙を書き、ご招待した。 彼は病気で行けず、この歌を聞くことなく 亡くなった。 そういうことを 彼の娘さんが 回想として語っていた。

アメリカに亡命した マレーネ・ディートリッヒが、戦後、ドイツでのコンサートで この歌を歌った。 ドイツ語に直した歌詞は 同胞から反感を買ったが、レコードは ヒットした。

ロシアの人気歌手が それを聞いて感銘を受け、ロシア語に翻訳して 昨年(1999年?)、レコーディングした。 それで、若者が この歌を知るようになった。

世界的に有名な ロシアの小説から発した歌が こうして ロシアにやっと戻ったというのが、非常に印象的 shineshineshine

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