« 『兵士の物語』 - ⑤ - | トップページ | 大掃除 »

『天山の巫女ソニン』

9月18日(金) cloud

Photo

天山の巫女ソニン 1 金の燕

菅野雪虫 著、講談社(2006/6/13)

書評を読んで、買ってみた。 てっきりコミックだと思っていたら、児童文学だった sweat01

【物語】 アジアのとある国(地形や言葉の響きは、韓国に近い?)の山で 巫女の修行をしていた少女 ソニン は、「見込み違い」で家に戻される。 彼女は、口のきけない 王子 イウォル の心の声が聞こえる能力をかわれて(でも、王子の望みで、それは内緒になっている)、彼の侍女となる。 そして、毒殺されかかった王子達全員の命を助けるために 尽力する。

「巫女」として「落ちこぼれた」はずの少女の能力が 苦境に遭うことで伸びていき、邪心のない まっすぐな心と 勇気あふれる行動力が 痛快な話。 彼女を見守る家族の愛、友人や同僚との友情は、暖かい気持ちにさせてくれる。 巫女という役割を果たために、欲をかかず、物事に動じない修行を積んでいるという背景も、面白い flair

父親は、貧しい農民ながら、地位やお金で人を判断せず、妬みや嫉妬とも無縁の高潔な人物で、非常に共感できる。 「どこにいて幸せと感じるかは、人によって違います」と 娘の意思を尊重するし、「役目は、それに向いた物がやればいい」と、達観している。

Photo_2

天山の巫女ソニン 2 海の孔雀』 (2007/2/27)

続きが読みたくて、2巻も購入 dash  今度は、イウォル王子のお供で 隣りの国を訪ねたソニン。 ここでも王権争いに巻き込まれるが、身を賭して 命を狙われたクワン王子とその妹を助ける様が、痛快 sign01

クワン王子が ソニンを ヘッドハンティングしたいと懇願している姿を見て、やっと ソニンが自分にとって如何に大切な人間で、これまで 彼女を「役にたつもの」として扱ってきた自分を恥じるイウォル王子の成長が、なかなか良かった notes

ただね・・・、最初、12歳だったヒロインが、なかなか成長しない。 って、『ハリー・ポッター』かよ。 恋の予感さえ、ないし heart03 実は、既に 5巻まで発行されているんだけど、少女の超能力や人間的な成長、政治抗争や冒険譚は 十分堪能させてもらったので、ここで打ち止めかな。

« 『兵士の物語』 - ⑤ - | トップページ | 大掃除 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1178763/31410706

この記事へのトラックバック一覧です: 『天山の巫女ソニン』:

« 『兵士の物語』 - ⑤ - | トップページ | 大掃除 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ