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『半島へ、ふたたび 』

7月20日(日祝) sun

Photo 蓮池 薫 著、新潮社 (2009/06)

お気に入りの本 『私達の幸せな時間』(孔 枝泳)を読んだとき、訳が 蓮池 さんだということに驚いた。 帰国されてから、地元の市役所の非常勤職員になられたこと、大学に復学されたこと、地元の大学で教職に就かれたことなどは知っていたが、翻訳 もされていたとは flair しかも、とてもこなれていて、いい訳だと思ったの。 この作品には とても感動したし、これを映画化した作品に ご贔屓の ドンウォンくん が死刑囚として出ていて、大泣き sweat02 「こういう作品に出られて、本当によかった~」と、(ファンとして)感謝もしている。

蓮池さんが 翻訳家になったきっかけや (こん)さんとの出会いについて書かれてあるというので 読むのが楽しみだったんだけど、品切れで やっと増刷したのを読むことができた。 (こん)さんは ベストセラー作家。 学生運動や労働運動で拘留された経験のあるフェミニストで、3度の結婚と離婚を経験し、3人の子持ち。 死刑制度反対運動などの社会的発言もされている方なんだけど、雑誌で監督との対談を読むと、美人でフランク、分かりやすいという、本当にステキな人なのよね~。

- 第1章 僕がいた大地へ

取材を兼ねて、夫婦で韓国を訪ねた旅日記。 飛行機の窓から 朝鮮半島を見て「瞬間、背筋にヒヤリとしたものが走る。」「僕の体に刻み込まれていたおぞましい24年間の歳月が、その地をまのあたりにした瞬間に、蘇ったのだ。」--- そうだろうねぇ、24年間って 大した年月だもの bearing ソウルの街を回りながら、北朝鮮での日々を思い、南北の比較文化も。

- 第2章 あの国の言葉を武器に、生きていく

蓮池さんは、高校時代、演劇部だった台本を読んだり 削ったりしていたとか。 北では 日本語を朝鮮語に訳すことが仕事で、「文章にたずさわる半生を送ってきた」ということなのね。

僕には、そう長い人生が残されているわけではない。」「自分の目標を持ち、その実現のために努力するという、ごく普通の『夢』が 長い間閉ざされてきた」 --- 市役所での仕事と平行して翻訳に踏み出す努力は大変なもの。 著者の来日で 通訳もこなそうと、北とは違う言葉や会話の練習に没頭する姿も、ひたむきだ confident 

孔さんとの出会いは、期待通り、ステキなものだった heart04 彼女の話によると、「アメリカで、イラク戦争に反対する州は東海岸に、開戦に賛成しているのは西南部の州である」、前者は100年以上も前に 死刑制度が廃止され、後者では まだ存続していると。 なるほどね~ shine

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