だめんず・うぉ~か~ [10]
6月6日(土)
倉田 真由美 著、扶桑社 (2009/4/28)
空港で読もうと思っていた雑誌を トランクのポケットに入れたまま預けちまった 大ボケの私、くらたま の本を買って、長い待ち時間を やり過ごした 。
OLやキャバ穣、教師と 職業は様々なれど、ダメな男にばかり引っかかり、大変な苦労をする女性たちの実体験を くらたま が 紹介するコミック本。 精神科医との対談なんかが 途中に挟み込まれていて、とっても 面白い
で、ダメな男=DV男 なの、殆ど。 こういう男は「 蹴る」だけじゃなくて、ストーカーしたり 監禁したりと、もう、とんでもないんだけど、結婚してガラっと変わる(本性を表す)のならまだしも、付き合ってて 歯が折れたり 耳が聞こえなくなったり、骨折したりするほど 乱暴されるのに、そのまま結婚する女性がいたりする。 あと、そういう男と せっかく別れられたのに、次に付き合う男がまたぞろ DV男だったりして、呆れるばかり。 負の連鎖か
◆昨日の リプロの会合で、この話をした。
DV家庭に育つと、「男は、暴力をふるうもの。 女は、それを耐えるもの」と刷り込みされて、自分も DV男を選んでしまうことが多いと聞いているけど、「暴力をふるわれるくらいなら、一人で暮らす方が よっぽどいいのにって思う。」 「支配されるのは、絶対イヤだもの。」
「でも、一人はイヤ、誰かに頼りたいって思うんだよね、多分」と、若い子たちを担当している 保護司仲間。 「本当の愛情ではなく、利己的な支配欲なのに、それを 愛情だって 誤解する。」 「まだまだ 保守的な社会だから、『オレについて来い』みたいなのが男らしいって 刷り込まれていることも あるだろうし。」 「暴力を受けるのは、不当なことだ」って、気付いてほしいね。」
「私は DV家庭に育ったけど」と、別のメンバー。 サラリと、衝撃の告白 彼女は まともな男性と結婚していて、「同じ環境で育っても、負の連鎖から逃れられる人もいる」ということ。
「若い子たちには、デートDV のことも 話したいよね」と、夏の講座に向けて話は続く・・・。
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