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イタリア映画祭2009『やればできるさ - Si può fare - 』

5月5日(日祝) cloud rain

Photo3本目。 私は、1日1本、3日間通った(これが、私の限界)けど、本当は 12本もあって、でも、6日間の期間中でどんだけ観れるのよ?って。 まぁ、3日間の銀座通いは、買い物もできて、楽しかったわん delicious

監督・脚本:ジュリオ・マンフレドニア(Giulio Manfredonia)

クラウディオ・ビジオ、アニータ・カプリオーニ、アンドレア・ボスカ、ジョバンニ・カルカーニョ

2008年/111分

【内容】180号法バザリア法)によって イタリアで精神病院の全廃が進められていた1980年代のミラノ。 労働組合員の ネッロ は、革新的な考えのために 仲間から非難され、元精神病患者たちの「協同組合180」(180号法による)の所長として 左遷される。 精神病の知識は何もないが、元患者たちと平等に接するネッロ。 労働の尊厳を固く信じている彼は、元患者たちの特技を活かして事業を立ち上げ、成功していく。 幾つかの協働組合の実話を 基にして、困難を笑い飛ばす喜劇になっている happy01

バザリア法:1978年、拘束具や電気ショック、薬漬けという悲惨な精神病院を全廃し、治療を精神衛生センターに担わせるという革新的な法律。 医師バザリアが提唱して推し進めたことから、こう命名された。

movie 市からもらう単純な内職をダラダラとやる患者たち相手に、主人公が「楽だが、補助的な仕事」と「楽ではないが 他の人の役に立つ、市場に参入する仕事」のどちらがいいかを聞く場面。 彼は、一人ひとりの意見を聴き、尊重し、全員の意見によって起業する。 仕事を教え、適材適所に配して成功していく様は、痛快! 真面目な社会派作品なんだけど、可笑しくて、テンポもよくて、楽しめた notes

元患者たちを面と向かって罵倒する周囲の人間の下劣さにはウンザリするし、悲しい事件も起きる sweat02 その責任を感じて 組合を離れる 主人公を皆が迎えに来て、更なる事業発展に向けて、大勢の患者たちを施設から迎え入れることになる shine

バザリア法のことは 以前雑誌で読んで、「こんな法律があるなんて、スゴイなぁ」と思っていたけど、「病院からの解放」の先には、「個々の生活と社会性をどう獲得していくか」という問題があって、退院した元患者たちを受け入れる家族や職場はなく、自分たちで何とかせにゃならん、と。 そして、それを こんな風に解決していった ネッロのような人がいたと flair

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